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日常のふしぎ現象を興味に変える本

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「ふしぎ現象」を読みました。

ネットでたまたま知って本屋で探すと一冊だけありました。
この本のような分かりやすくて面白い本が好きで、魅力をお伝えしたいと思います。

ふしぎな現象の名前を知る

「ふしぎ現象」は日常にあるふしぎな現象には名前がついていることを教えてくれる本です。

例えば「見ちゃダメ!」と言われると余計に見たくなるというふしぎ現象にはカリギュラ効果という名前がついています。

このように誰しも1度は経験したことのある現象を56個学ぶことができます。

全ページカラーでイラストとふりがなもあり、ふしぎ現象も子ども目線で選んであり絵本感覚で読むことができます。

心理学や行動経済学を学ぶ

楽しく学ぶことができる「ふしぎ現象」ですが、書いてある内容は心理学や行動経済学です。

以前心理学や行動経済学の本で出てきた知識が「ふしぎ現象」でも出てきました。

心理学の内容

確証バイアス
自分の正しさを確かめるような情報ばかり集める間違いのこと。
一度嫌いと思ったら、その人の嫌い所ばかり目についてしまう現象です。

カタルシス効果
精神の浄化のこと。嫌なことがあったとき人に話したら楽になる現象をいいます。

行動経済学の内容

バンドワゴン効果
たくさんの人が持っているとさらに人気を集めること。
人気のゲーム機にそんなに興味がなかったけれど、皆が持っていたら欲しくなるような現象です。

決定麻痺
数が多すぎると人はかえって選べなくなること。
ジャムの試食が6個ある場合と24個ある場合では、6個の方が多く売れたという実験が有名です。

行動経済学の本を読んでいたときに知ったことが、
「ふしぎ現象」の本でこんなに分かりやすく説明されていて驚きました。
子供向けの本ですが内容は専門的です。

大人も読んで楽しい

子ども向けの本ですが、大人も読んで楽しく学び直しに適している本です。

社会人になって読書をする機会がなくなったけど何か読みたいという人は、
文章ばかりの本を読むよりもイラストが多いものを選ぶといいと思います。

「また違うものも読んでみよう」と思いやすく、読書の定着をはかることができます。

「ふしぎ現象」の本や内容は心理学や行動経済学で、
そこから興味の持ったテーマを深堀するために違う本を選んでいくのも良い方法だと思います。

面白く学ぶことができる

日常であまり気にしていなかった現象もこの本のおかげで現象に名前があることを知ることができたら、
「こんな行動をしてしまうのはあの現象のせいだ」と気づけたり、
「この現象も名前があるかな」と興味が広がったりします。

私はこのような興味から学びに変えられるような本が好きで、
ぜひこのような本に出会う人が増えたれたら嬉しいです。

心理学、行動経済学を学ぶことができると書きましたが、
行動経済学は心理学と経済学を合わせたものなので、
「ふしぎ現象」心理学の超初心者の入門書と言ってもいいかもしれません。


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