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調剤薬局事務を辞めたいときに使える「表向きの理由」とは?やさしく解説します

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調剤薬局事務を辞めるときに使われる「表向きの理由」って?

こんにちは。調剤薬局で事務として働いた経験のある私が、今回は「辞めるときにどう伝えるか?」についてお話しします。

薬局の事務と聞くと、「安定していて長く続けられそう」「女性に人気の仕事」そんなイメージを持たれることが多いですが、実際は意外と辞めていく人も少なくありません。

その理由は人それぞれ。でもいざ辞めるとなると、やっぱり気を遣いますよね。「本当の理由を話しても大丈夫かな…?」「なるべく穏便に辞めたいな…」と悩む人も多いのではないでしょうか。

特に、少人数でまわしている薬局では1人の退職が大きな影響を与えるため、なるべく納得されやすい“表向きの理由”を考えることが大切になってきます。

今回は、私自身の経験や同僚たちの話をもとに、「よく使われている辞める理由」を紹介します。いま、辞めたいけどどう切り出せばいいか悩んでいる方の参考になればうれしいです。

1. 体調や健康のことを理由にする

薬局事務はデスクワークだけでなく、立ち仕事も多く意外と体力を使います。

たとえば…

  • 一日中立ちっぱなしで受付やレジ対応
  • 処方箋のピッキングで薬棚を何度も往復
  • 狭い調剤室を小走りで移動

これが毎日続くと、腰や足に不調を感じたり、疲れが取れなかったり…。

実際に「体調が優れなくて…」という理由で辞めた人も何人かいました。定期的に病院に通っていたり、勤務中に体調を崩すことが増えたりしている場合、職場の人も理解を示しやすいようです。

ただし、明らかな嘘は避けた方が無難。実際に不調があればいいのですが、そうでない場合は他の理由を考えたほうがよいかもしれません。

2. 家族の事情を理由にする

「家族の介護が必要になった」「夫の転勤で引っ越すことになった」など、家族を理由にするケースもよく見かけます。

この理由は特に女性に多く、職場の人も「それなら仕方ないよね」と受け入れてくれやすい印象です。

実際、薬局は土曜出勤があるところも多く、介護との両立が難しくなることも。子育てや家族の通院付き添いなど、生活と仕事のバランスが取りにくくなると、辞めざるを得ない状況になる人もいます。

ただし注意点も。実際には引っ越していないのに「転勤で…」と言ってしまったり、後から話が食い違って周囲に疑問を持たれると、辞めた後も気まずさが残ることもあります。

嘘をつく必要はありませんが、周りに違和感を与えないよう、自然な伝え方を考えておくと安心です。

3. 他の仕事にチャレンジしたい

「ずっとやってみたかった仕事に挑戦してみたい」

そんな前向きな理由での退職も、とても理解されやすいです。

たとえば…

  • 資格を取って医療事務や介護業界へ転職したい
  • 昔から興味のあったIT業界へキャリアチェンジ
  • 公務員試験にチャレンジしたい

このような話なら、職場の人も「応援してるよ!」と前向きに送り出してくれることが多いです。

ただし、入職してすぐにこの理由を使うと「最初から辞める気だったの?」と受け取られてしまう可能性もあります。

今後も医療系や事務職を続けたいと思っているなら、ある程度の期間働いて基本的な業務を一通り経験してから辞める方が、自分自身のためにもなります。

まとめ|辞める理由は「納得感」がカギ

どんなに円満に辞めたいと思っても、実際には気まずさを感じたり、言いづらさを感じたりするものです。

でも、働き方が多様化している今、ひとつの職場にずっととどまることが当たり前ではなくなってきています。

「辞める=悪いこと」ではなく、次のステップへの第一歩。

だからこそ、気持ちよく辞めるためにも、自分の状況に合った表向きの理由をしっかり考えておくことはとても大事です。

この記事が、同じように悩んでいる方の少しでも参考になればうれしいです。

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ミミ|医療しごとナビゲーター
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