調剤薬局事務

調剤薬局事務の仕事で覚えておくことを丁寧に解説

こんにちは!

調剤薬局事務の仕事をこれから始めるけど、
何か覚えておいた方がいいこととかある?

という人に向けて調剤薬局事務の仕事で覚えておくといいことについて解説していきます。

これから調剤薬局事務の仕事を始める方や始めたばかりの人、どんなことを覚えるといいか気になる人にオススメです。

結論から言うと、調剤薬局事務の仕事はその薬局で覚えることが違うことが多く、

  • パソコン操作
  • 処方箋を受け取ってから薬を出すまでの流れ
  • 薬局ごとの独自のルール

など圧倒的に仕事を初めてから覚えることが多いです。

私が調剤薬局事務の面接を受けに行ったときに、
「仕事を始める前に覚えておくといいことはありますか?」
と聞きましたが、
「特にない」という返答でした。

確かに現場での仕事で覚えていくことが多いのですが、
その一方で調剤薬局事務の仕事を始めて後輩に教えるたびに、
「これは先に知っておいてくれると教えるのが楽だな」と思うこともありました。

なのでこの記事では、調剤薬局の先輩事務員目線で新人事務員に先に覚えていた方が教えるのが楽だなと思うことについて解説していきます。

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ジェネリックの説明ができる

まず、ジェネリックが何なのかを分かり、説明できるといいです。

ジェネリックとは後発医薬品のことで、
簡単に言うと後から作られた比較的安い薬です。

医療医薬品には先発医薬品(「せんぱつ」と呼ばれる)と後発医薬品ジェネリックと言われることがほとんど)の2種類あります。

1つの薬を作るのには多くのお金と時間が使われているので、
その薬を作り特許をとったメーカーが損をしないように一定期間その薬の専売ができます。
その後、他のメーカーも同じ薬が作れるようになりますが、開発費などを含めなくていいためその安く作ることができます。
先発医薬品もジェネリックも効果や安全性は変わらないと言われています。

なぜこのジェネリックという言葉を事務員が覚える必要があるのかというと、
その薬局でのジェネリックの使用率によって薬局の売り上げが大きく変わるからです。

国は医療費削減のため比較的安いジェネリック医薬品を使用することを推奨しています
そのためジェネリックの使用率が大きい薬局ほど加算(追加で薬のお金をとる)が大きくとれます。
薬局も売り上げを上げるためにジェネリックの使用率を上げなければいけません。

勝手にジェネリックを使っていいのではなく、
患者さんは先発かジェネリックかどちらを使うか選んでもらう必要があります。

患者さんにも色んな人がいて

  • 効果や安全性が変わらないなら安い方がいい
  • ジェネリックというのが何か分からないからなんとなく嫌
  • 前にジェネリックを使ってアレルギーが出た

など色んな人がいるので、初めて薬局に来た人にはジェネリックを使用していいか聞きます。

ジェネリックを使用していいか聞くのは事務員の仕事という薬局が多いので、
仕事を始める前にジェネリックについてあらかじめ知っておくといいです。

処方箋の見方を知る

次に処方箋の見方を知っておくことも大切です。
普段から処方箋をもらって薬を薬局でももらうという人は見慣れているかもしれませんが、

あまり処方箋を目にしたことがないという人は少しでも処方箋を見て、

  • 保険証の記号、番号
  • 薬をもらう人の名前や生年月日
  • 処方箋を発行した医療機関と診療科と先生の名前

などがどの位置に書いてあるか見ておくといいです。

処方箋もただ受け取ればよいのではないのが難しいところです。

処方箋が発行されて日を含めて4日間以内に薬をもらいにいかないといけないので、
発行された日を見て日が過ぎていないか確認をしなければいけません。
過ぎてしまったものは受付ができず、薬がどうしても必要であれば、病院で自費で再発行してもらわなければいけません。

また、先輩事務員になると持ってきた処方箋に記載されている薬が現在薬局にある薬かまで見る方もいます。

処方箋には一般名で薬の名前が書かれていることがほとんどです。
一般名とは処方箋を出した先生が先発でも後発でも患者さんの好きな方で処方してくださいという書き方です。

「後発医薬品 変更ルール」と調べると色々出てくるので見てみるといいです。

この薬の変更は細かいルールがあり、
薬剤師でも全てを完璧に覚えているわけではないので初めから全部覚えないといけない訳ではありません。
しかし、「細かいルールがある」ということを知っておかないと後から困る可能性があるので頭の隅に置いておくといいです。

保険証の見方を知る

次に保険証の見方も知っておくといいです。
これは医療事務をしていた人や資格を持っている人は薬局でも変わらないので、
新たに覚え直す必要はないので抜かしてください。

保険証の見方は、
番号、記号が書いてある位置
本人、家族が書いてあること
などが大事です。

保険証も色んな種類があるので実際仕事をしていく中で覚えていくことが多いけれど、先に知ることができることは勉強しておく方が楽です。

自分や家族の保険証を見てどの位置に何が書いてあるかを見ておくといいです。

お薬手帳について知る

薬局ではお薬手帳はすごく大事です。
なぜならお薬手帳を持っているか持っていないかで患者さんが支払う金額が変わる可能性があるからです。

お薬手帳を持ってきてくれることで、その人のアレルギー今飲んでいる薬が分かるので、
お薬手帳を持ってきてほしいというのが薬局の基本スタンスです。

そのため、基本的にお薬手帳を持ってくると安くなります
しかしそこにも細かいルールがあり、そのルールも変わる可能性があります。
現在は3か月以上同じ薬局に行くとお薬手帳を持っていくと安くなります。

ビジネス知識も必要

調剤薬局事務は一般事務で必要なビジネス知識も必要です。

もし事務経験やレジの経験がなければ、
電話対応や会計でつまずく可能性があるので基本的なことは知っておいて損はないです。

電話応対では薬剤師に引き継ぐ場合が多いので引き継ぎ方や
会計は基本的に事務員という薬局は多いので基本的に自分で学んでおいた方がいいです。

私が後輩に教えていて、お金の受け渡しの基礎から教えることがあり、
全くお金の受け渡しをした経験のない人であれば、
少し家で練習してきてくれると基本的なことは教えないでいいから楽なのになと思っていました。

薬局でよく使われる言葉

その他にも薬局でよく使われる言葉を見ておきましょう。

薬局の仕事に慣れている人にとっては当たり前の用語でも初心者には全く通じないことは多いです。

特に薬剤師さんは薬局でしか仕事をしてない人も多いので何を初めての人に教えるべきか分からないこともあり、知らない用語も当たり前のように使うと思います。

その都度分からないことを聞いたり自分で調べたりして学んでいきましょう。

ピッキング

薬の取り揃えを行うことをピッキングといいます。
ピッキングをどこまで事務員が関わるかは薬局ごとの方針によって違います。

ピッキングは基本的に全て事務が行うという薬局もあれば、
事務はピッキングにほとんど関わらないという薬局もあります。

門前(もんぜん)薬局

病院や診療所の近くの薬局を門前薬局といいます。
よくクリニックの隣に薬局があるのは門前薬局で、その病院で処方される薬は基本的に揃っています。

一包化(いっぽうか)

一回に服用する錠数が多かったり、変則的な飲み方をしなければいけなかったりするときに、
医師の指示や医師の許可を得て、一回に飲む分をまとめて1袋にします。

特に年配の方で錠数や日数が多い方が一包化指示の入った処方箋を持ってこられることが多いです。
一包化をどこまで事務員が手伝うかは薬局によって違います。

疑義照会(ぎぎしょうかい)

処方箋の内容に疑問を持ったときに処方元の医師に電話で確認を取ることです。
実際に処方が変更になる場合もあればそのままの場合もあります。
医師が誤った薬や日数を書いているときもあれば、患者さんからの申し出があり疑義照会を行うこともあります。

病院に電話をしてもすぐ医師に繋いでもらえないこともあるし、
その後処方変更があって入力からやり直しになることもあるため、
疑義照会を行う場合はほとんど患者さんをかなり待たせてしまいます。

投薬(とうやく)

薬剤師が患者さんに薬の説明をしたり患者さんの症状の聞き取りをして薬を出すことです。
患者さんとの話の中で医師には相談できなかったことを相談してそのことにより疑義照会を行い処方変更される場合もあります。

薬歴(やくれき)

患者に関する情報や調剤や服薬指導の内容を記録したもののことを指します。
薬剤師は薬を患者さんに出して終わりではなく、その記録を残さないといけません。
薬歴はその日のうちに書き終わらないといけないので薬剤師はとても忙しいです。

教わる姿勢がとても大切

今回は先輩調剤薬局事務員から見て、新人に「これを覚えてきてくれると教えるのが少し楽だな」と思うことについて解説していきました。

ここに書いたことはあくまで一部で、もちろん薬局によってのルールもあるのでここに書いたことと違うように教えられる場合もあります。

でも少しでも薬局の仕組みや薬局で使われる用語などを知っておくことで、
教える側もスムーズに仕事を教えることができて、
教わる側もい0の状態から学ぶよりも理解しやすくなります。

教えてもらったことを真剣に聞いてメモをとり、素直に指導を受けることが大事です。

教える側を何回も経験しているので分かりますが、真剣に聞いてくれる人には丁寧に教えたくなります。

始めは薬局特有の仕事や用語に慣れず大変ですが、真摯に向き合うことで3ヶ月経てばほぼ一人前で動けるようになります。

調剤薬局事務の仕事を始める前に気になって調べてこのブログにたどり着いた真面目な方はきっと立派な調剤薬局事務員さんになれると思います。

他にも調剤薬局事務に関する記事を書いていますのでぜひ読んでください。
それでは、また(*^-^*)

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