調剤薬局事務 PR

調剤薬局事務を辞めた理由|私が感じたリアルとこれから目指すあなたへ

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今回は、私が調剤薬局事務を辞めた理由についてお話しします。

結論としては、給料と仕事内容のバランスに違和感を感じたことが一番大きな理由です。
その背景には、次のような理由がありました。

  • 調剤薬局事務のお給料の低さが気になったこと
  • 仕事中、常に緊張感を持ち続けることが負担に感じたこと
  • 裁量が限られていることに窮屈さを感じたこと
  • 登録販売者の仕事に魅力を感じるようになったこと

ただ、これはあくまで私個人の経験に過ぎません。
すべての職場が同じではないので、一例として参考にしていただければと思います🌸

1. 調剤薬局事務のお給料の低さが気になった

まず、働き続ける中でお給料の低さが気になるようになったことが一つの理由です。

医療事務や調剤薬局事務は、一般的な事務職と比べても給与水準が低めだと感じました。
また、私の勤めていた薬局では残業が原則禁止で、残業代もほとんど発生しない仕組みでした。

正社員でもボーナスがなかった

私の職場は、正社員でもボーナスがない契約でした。
毎月の給与も特別高いわけではなく、
「このまま正社員を続けるメリットがあまりないのでは?」と感じるようになりました。

昇給も期待できなかった

「昇給あり」と聞いて入社したものの、
実際には1年以上経っても給与が変わる気配はなく、
「この先、少しずつでも上がるのかな?」と不安に思うようになりました。

そんな状況から、
もっと納得できる環境で働くことも考えてみてもいいかもしれないと、転職への気持ちが芽生え始めました。

2. 仕事中ずっと緊張感を持ち続けることが負担に

次に、常に気を張っていなければならない環境が、心身に負担を感じるようになったことです。

調剤薬局事務は、受付のようなイメージがあるかもしれませんが、
実際は薬剤師さんのサポート業務も多く、高い正確さが求められます。

自分のミスが患者さんに影響する怖さ

私自身、入力ミスが原因で、違うお薬が渡ってしまうという事態を経験しました。
最終確認は薬剤師さんが行うとはいえ、
「自分のミスが引き金になった」という事実にとても落ち込みました。

ミスが発覚するタイミング例

  • 投薬中に発覚する場合
  • 患者さんから後日連絡が来る場合
  • レセプト返戻や調剤録チェックで見つかる場合

数日~数か月後に発覚することもあり、
「大丈夫だったかな」と不安を抱えながら働く日々が続きました。

今後も事務の負担は増えていくと感じた

医療費削減の影響もあり、薬局では
薬剤師さんの人数を減らし、事務スタッフに業務を任せる流れが進んでいました。

「これからも仕事量が増えていくかもしれない」
「焦って仕事をしてミスをしてしまう悪循環にならないかな」
そんな不安を強く感じるようになりました。

3. 裁量が限られていることに窮屈さを感じた

また、働き続ける中で、自分で考えて動く自由が少ないことにも違和感を覚えました。

調剤薬局事務は、基本的に薬剤師さんの指示に従って動くスタイルです。
たとえ「この方がスムーズだな」と思っても、独断で動くことは難しい場面も多くありました。

ルールや手順がどんどん増えていった

M&Aにより会社のルールが細かく厳しくなり、
どんな小さな作業にも決められた手順が必要になっていきました。

柔軟な対応がしづらい環境に、だんだんと息苦しさを感じるようになりました。

4. 登録販売者の仕事に魅力を感じるようになった

そしてもう一つ大きな理由は、登録販売者の仕事に魅力を感じたことです。

調剤薬局事務として働きながら登録販売者の勉強を始め、無事に試験に合格。
勉強を進めるうちに、

  • 自分で考えて行動できる
  • 薬の知識を活かして接客できる
  • 裁量の大きな仕事ができる

という働き方に、強く惹かれるようになりました。

まとめ|私が感じたこと

このような理由から、私は調剤薬局事務を卒業する決断をしました。

  • お給料と仕事内容のバランスが気になった
  • 仕事中の緊張感に負担を感じた
  • 自由に動けないことに違和感を覚えた
  • 登録販売者の仕事に魅力を感じた

改めて振り返ると、
調剤薬局事務として働いた経験は、かけがえのないものだったと感じています。

これから薬局事務を目指す方へ

この記事を読んでくださった方の中には、
「自分も向いていないのでは」と不安に思った方もいるかもしれません。

でも、すべての職場が同じわけではありません
もっと働きやすい薬局や、サポート体制が整った職場もたくさんあります。

プレッシャーを感じすぎないでくださいね。
辞めるだけが選択肢ではありません。
副業や働き方を見直すなど、道はたくさんあります。

そして、新しい職場に行ったとしても、また新しい悩みが出てくることもあります。
だからこそ、完璧を求めすぎず、自分を大切にして進んでいってほしいです。

あなたのこれまでの努力は、きっと次に活きます🌷
応援しています。


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ミミ|医療しごとナビゲーター
『医療しごと入門帖』は、医療事務・薬局事務・登録販売者など、医療や薬に関わるお仕事をやさしく紹介するブログです。 資格の勉強だけでは見えにくい、現場でのリアルな仕事の様子や、実務に役立つ情報を発信しています。 初心者さんにも分かりやすく、やさしい言葉とあたたかい視点でお届けしていきます。