先日『「繊細さん」の本』を読みました。
以前から本のタイトルは知っていて家に置いてあり、やっと読みました。
早く読んでおけば良かったと思うほど気持ちが楽になったので、本の感想や特に響いたところを紹介していきます。
私は自分のことを「繊細さん」だと思っていませんでした。
しかし、仕事の仕方や手順に周りの人と比べてこだわっていたなと感じて、
他の人の雑な仕事の仕方が気になったり、考えてすぎてしまったりして疲れていて、
この本を読んで「繊細さん」なのかもしれないなと思いました。
繊細さんは周りの人が気が付かない小さな変化に気づく人で5人に1人の割合でいることが最近の研究で分かってきているそうです。
気づくことは良いこと
最大の悩みー「いつも私だけ忙しい」から脱出するためには
本の目次を見て一番初めに気になったのがこの見出しでした。
仕事で他の人が気づかないことも気づいてしまうから、
「あれもしないと」
「これもしておいた方がいい」
といつの間にか忙しくなっていました。
繊細さんはより物事に気づきやすいから気づいたことを片っ端から片づけていて忙しくなってしまうそうです。
「気づく」と「対応する」は分けて考えます。
しなければいけないことを気づくことは良いことで、
対応するかしないかは、すぐに出来そうであれば対応してもいいけれど、
対応するためにいくつもの作業をしないといけなかったり時間がかかったりするのであれば対応せずに放っておきます。
また、職場にいる気づかない人を思い浮かべて「あの人なら対応するだろうか」と考えて、
しなそうであれば自分も対応しないという考え方がいいそうです。
気づいたことを全部しないといけないと思っていましたが、取り組むか取り組まないかは自分で決めていいということを知りました。
「なんで気づいてしまうんだろう」「どうせ自分がしなきゃいけなくなるから気づかなければよかった」と今まで感じていたので、気づくということ自体は良いことだと知れて救われました。
上手く真似ることも才能
仕事は先輩の動きを見て勉強するべきと思っていました。
そして自分はそうして仕事の流れを覚えたから当たり前のように皆それができると思い込んでいました。
しかし「上手く真似ることも才能」と繊細さんの特徴で書いてあり、なんとなく感じとっていたことが強みだったということを知りました。
このブログでも当たり前のように「調剤薬局事務の先輩の行動を見て仕事を学びましょう」と書いていましたが、
もっと言葉で説明する必要があるし、後輩に仕事を教えるときもその人に合った教え方をしないといけないと感じました。
他にも以下のようなことも繊細さんの強みの一部であることを知りました。
皆ができることではないので大切な感性なんだと思います。
繊細さんはブログ向き
ということを考えてブログを作ってきていたので、ちゃんと自分に合ったことをしているのではないかなと思いました。
私はもっと多くの人がブログを書けばいいのにと思っているので、繊細さんにはぜひブログ記事を書いてみてほしいです。
嫌いを禁じない
キライを禁じると、苦手な人に自分からに近づいてしまう
キライだということを隠して歓迎ムードを出していると余計に苦手な人と関わってしまうという意味で、
人だけではなく物にも当てはまるなと思いました。
自分の苦手を隠して接客業をしていて、そのせいで余計に接客に関わらないといけなくなっていました。
自分のブログに嫌いなことを書いていないと気づきました。
ネガティブなことは書くべきではないと思っていたけれど自分の自然な姿を出すためにも「これはキライ」ということも書いていきたいと考えが変わりました。
また、「繊細の感性を大切にしたままラクに生きられる」という言葉に安心しました。
嫌なことがあっても「もっと気にしないようにしないと」と嫌な気持ちを封じこめようとしてしまっていました。
そのまま感じたことを大切にしたいと思いました。
自分がどうしたいか迷ったときに、自分の2歳くらいの姿を想像して「○○をしたい?」と聞き「イヤ!」と反応したならそれが本心らしいです。
自分の気持ちに正直になるとても良い方法だと思います。
本を読んでいてグサッと来た部分が色々ありすぎて紹介しきれませんでしたが、
また考えすぎて疲れたときにぜひ読みたいなと思いました。
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