『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド』を読みました。
自分のやりたいことを仕事にするために考えられた公式を使い、
やりたいことの見つけ方を教えてくれる本です。
やりたいことの見つけ方
見つけ方を学ぶ本なので、読むだけでやりたいことは見つけられません。
論理的に考え「本当にやりたいこと」を見つけていきます。
大事なこと
得意なこと
好きなこと
上記の順番で考えていきます。
「大事なこと」は状態のことを指します。
何のために働いているかを考えます。
「自由に生きたい」「自分の時間を大切にしたい」
などのことです。
「好きなこと」と「得意なこと」でやりたいことを見つけ、
「大事なこと」で本当にやりたいことを見つけます。
例えば、好きで得意な英語の仕事にしていても自分の時間が取れなければ、本当にやりたいことをしているとは言えません。
印象に残ったことや思ったこと
本のなかで印象に残ったことと自分の意見をいくつか書いていきます。
「明日仕事を辞めたらもっとやりたいと感じる部分はどこか?」
を考えると、あなたの得意なことで充実感を感じることが分かります。
私はドラッグストアで働いていたときバックヤード整理が好きでした。
綺麗に片付くとすごく充実感がありました。
仕事の目標は周囲の人、社会をどんな状態にしたいか?を考える
女性が生きやすい社会がいいなと思います。
家庭の中でも我慢せずに対等に意見が言えるように家事、育児で柔軟な働き方をしないといけなくても副業で稼ぐことができたらもっと対等な関係になれるのではないかと思っています。
なので副業で月5万稼ぐ人が増えたらいいなと考えていて、まず自分が見本になれるように稼がないとと思います。
やりたいことを考えるときに細かい実現手段を考えてはいけない
実現手段を考えるとほとんど不可能だから多くの人に自分で仕事をつくる副業に挑戦してみてほしいと思っています。
自分もできていないことを人に勧めるわけにはいかないので自分がまず成功させないといけません。
自分の子供を育てるときに
一番伝えたいのはどんな行動で
一番伝えたくないのはどんな行動か?
これらを考えることで仕事の目的に繋がります。
自分もどのようなことを伝えたいか、伝えたくないか少し考えてみました。
伝えたいこと
迷ったときは楽しいほうを選ぶといい
複数の収入を作って1つの収入に依存しないほうがいい
伝えたくないこと
仕事は長く続けるのが良い
〇歳になったら〇〇するべき」のように年齢で行動を決めること
他にも参考になる考えが多く書いてあり、忘れたころにまた読み返したいと思います。
やりたいことを諦めない
一番印象に残ったのは俳優になりたい人に「なぜ俳優になりたいのか」聞いて「演じて感動してもらうのが嬉しい」と言われ、
「俳優という職業はあきらめてもいいけど、演じるというやりたいことはあきらめないでください」
と言っていたことです。
コンセプトカフェやテーマパークなど演じて感動させる仕事は俳優以外にもあります。
職業に固執しないでやりたいことに注目しないといけないということが勉強になりました。
子供に「何になりたい?」ではなく、「今何をしているのが楽しい?」と聞く方が良いというのも納得しました。
なりたいものではなくやりたいことを重視する考え方は教育現場で大切だなと思います。
職業はあきらめていいけどやりたいことは諦めない
どうするべきか?ではなくどうしたいか?で考える
将来のためにと考えるのを辞める
「いつまで将来のために生きるのか」という言葉が印象的でした。
将来への不安から仕事を選ぶ際に「いつか役に立つかも」という視点がいつもありました。
しかしその視点は学生時代で終わりで、「いつか」という考えに逃げているだけで今を生きていませんでした。
自分のやりたいことを仮設を立てて実行してを繰りかえしていくことが大切です。
最近読んだ「お金の減らし方」という本の中で、
「仕事はやりたいことをするのではない。自分のできることをしてそれに対して対価をもらうだけ」というように書いてあり、
同時並行でこの本を読んでいたせいで全く分からなくなりました。
「やりたいことの見つけ方」を読んで思ったのは自分のやりたいことを突き詰めて考えるとそんな求人なんてないから結局は自分でビジネスを起こすことになるのではないかと思います。
なので「やりたいことの見つけ方」を読むべき人は自分のビジネスを起こすときにやりたいことができるための方法ということではないかと思います。