こんにちは!
- 副業や事業所得に興味がある人
- 税金について今まであまり勉強したことがない人
に読んでもらいたい1冊です。
先日『無税入門』という本を読み終えました。
『無税入門』とタイトルにまず驚きますが、あやしい本ではありません。
給与以外の収入を得ている人やこれから副業をしようとしている人には必ずためになる知識がある本です。
「無税」とはどういう意味か?
この本での「無税」になるための手順を簡単に説明すると、
1、会社員をしながら副業をスタート
2、副業で得た収入を事業所得にして給与所得と合算
3、生活の支出を適度に事業経費にする
4、課税収支が赤字→無税
給与所得のみだと所得税が取られるけれど、
事業所得と合算することで所得税をコントロールすることができるという仕組みです。
副業の事業所得の赤字と給与所得の黒字を相殺する
↓
課税所得がゼロかマイナスになる
↓
還付金を請求できる
↓
払った所得税が返ってくる
著者の方が副業で行っているイラスト制作・販売は売り上げは必要経費を引くと赤字になり、
確定申告で給与所得と事業所得を相殺(損益通算)して、
他の控除を引き、課税所得がゼロ以下になり所得税が返ってきているそうです。
事業所得と認められる目安
副業に利益がでていても、それが継続的でなかったり少なすぎたりすると、
事業所得と認められなければ雑所得になります。
雑所得となった場合には給与所得と損益通算ができず無税にはなりません。
そこでいくら売り上げがあればいいのかの目安で、
年に50万円程度の売り上げがでれば、試しに事業所得で申告してみればいいのです。
と書かれています。
税金はあいまいな部分が多いから一概にこの売り上げであれば事業所得と認められるとは言えないそうです。
実家の住居費も経費になる?
自宅で作業したり、クルマ、スマホ、パソコンを事業用と私用で利用したりする場合は、
合理的な比率で経費にできます。
事業があるとそれに関連する費用はある程度は経費になると知っていました。
実家に入れているお金は関係ないと思っていました。
親にお金(住居費に相当。食費は除外)を入れていれば、そのお金の6~7割は必要経費に計上できます。
実家に入れているお金も経費になるのは1つ副業を頑張るモチベーションにつながりました。
まとめ 『無税入門』は副業や事業所得に興味がある人にオススメ
今回は『無税入門』の読書記録を書いていきました。
税金のことは自分で勉強しないと損することも多く、
難しい話も多かったけれど、これから役に立つ知識をこの本から吸収できました。
事業所得が黒字になった場合や20万円以下の場合についても書いてあったので気になる方ぜひ読んでみてください。
本を読んでなんとなく理解したつもりで、
感想や説明を書こうと思っても難しくもう1度しおりをつけていたところを読みなおして改めて理解することができました。
本を読んでそれからアウトプットすることは大事だなと思いました。
アウトプットする大切さが学べる本です。↓
AZ(アウトプット前提)で学ぶ姿勢が身に付きました。
本は電子書籍(楽天kobo)で読んでいます。
しおりやマーカーの機能が便利で重宝しています。