前に「見るだけノート」シリーズの行動経済学を読んで面白かったので、
他の分野も挑戦してみたいと思い、経営学を選びました。
心理学もおもしろそうでしたが、どうせならあまり学んだことのない経済学を選んでみました。
経営学とは
経営学とは、企業の経営がうまく行った事例から導き出される仕組みや失敗した事例から、失敗しないための作戦をまとめたものです。
経営がうまく行く仮設を立てて、実践して修正してを繰り返していきます。
いかに効率的に世の中に価値を提供できるかを学ぶ学問です。
経営学と経済学は名前は似ていますが研究する範囲が違います。
経営学は企業中心の学問で、
経済学は企業だけでなく、個人、政府、世界と広い観点で分析する学問です。
経営学は何に役立つか
経営学は、
- 会社経営をしている人
- 企業では働いている人
- これから就職する人
- 個人で事業をしようと考えている人
に役立つ知識を学ぶことができます。
「社長でもないのになぜ経営学を勉強する必要があるの?」
と思われるかもしれませんが、
一般社員でも経営学と学ぶ意味はあります。
経営者の視点で会社全体を見ることができると会社の中で自分がどのように動けば効率的か分かるようになります。
この本では、経営戦略、マーケティングや生産管理の基礎を勉強できます。
経営学について新しく知ったこと
本を読んで経営学について学んだことを書きます。
子会社と関連会社の違い
子会社・・・親会社がその会社の50%超の株式を持っている
(100%だと完全子会社という)
関連会社・・・親会社がその会社の20%以上50%以下の株式を持っている
コストコの会員制はなぜ儲かるかというと、
会員制モデルといって会員だけでも十分収益があがるようになっているからです。
また、「行かなければ損」と思わせてリピート効果があります。
そして入会費は前払いのため資金繰りが楽になっています。
初めて経営学について学んだ感想
経営学の本を初めて読んでみて自分もブログを運営していて経営学の考え方は大切だと思いました。
経営の理論が色々出てきて難しいと思ったけれど、
このような知識を知っていると下手に遠回りをする可能性が減っていいなと思いました。
何も知らなくて全部自分で考えて直してを繰り返していたら経営は上手くいかない可能性は高いけれど、
経営学を学んである程度上手くいく方法を知ることができると、上手くいく確率を上げることができると思いました。
Amazonやコストコなど知っている企業の経営戦略についても知ることができて、
普段と違う目線で見るのは面白かったです。
また経営戦略は、
「もったいないから」
「お得だから」
という人の心を上手く利用していることに気づきました。
行動経済学で知った知識も出てきて学問は色々つながっているなと思いました。
戦略を知ることで、自分のなんとなくで入るカード会員も上手く制御できそうだと思いました。
「見るだけノート」は大学の先生がすごく丁寧に一般の人に教えてくれるイメージの本でとても分かりやすいです。
前に「見るだけノート」シリーズの行動経済学を読んだときの感想もぜひ読んでみてください。