- 調剤薬局事務の仕事で大変なことを知っておきたい
- よくある悩みや辞める原因になりそうなことを知って就職活動に活かしたい
という方に向けて書きます。
この記事では薬局事務のよくある悩みをまとめました。
薬局事務に興味がある人や現役の薬局事務の方の参考になれば幸いです。
始めに調剤薬局事務全般の悩み、
その後新人、ベテランの悩みについて解説します。
順番は関係ないので、気になる部分から読んでみてください。
調剤薬局事務全般の悩み
調剤薬局事務に多い悩みについて説明していきます。
仕事量が多い
小さな薬局では薬剤師1人、事務1~2人で業務をこなしているところが多いです。
人数が少ない分1人がする仕事内容や量が増えてしまうので、
「仕事量が多い」と思っている薬局事務は多いです。
仕事量の多さから焦りミスも増えてしまうという悪循環も生まれやすいです。
人間関係
薬局は非常に狭い人間関係で出来ています。
薬剤師は薬剤師同士で、事務は事務同士で、薬剤師と事務の間でも不満は出やすいです。
それぞれで連携を取らないと上手く仕事が回らないので、
少しのミスや伝達不足などでイライラしてしまうことがあります。
普通の会社で人数が多いと目立たないようなサボリやミスでも人数が少ないことで目立ってしまいます。
人数が少ない分1人1人の言動の与える影響が大きく、そのため人間関係で悩む人は多いです。
給料が低い
薬局事務を含む医療事務は一般事務よりも給料が低いです。
働く時間は病院やクリニックよりも遅くなるので、
9時~18時が基本です。
シフト制になることが多いです。
休みは日曜と平日1日が休みになり、連休は取りづらいです。
給料の低さや働く時間、休みを不満に思う人は多いです。
新人調剤薬局事務の悩み
新人薬局事務に多い悩みは、覚えることが多く、なかなか仕事が覚えられないことです。
薬局で薬が用意され患者さんに受け渡すまでの流れやパソコン操作に慣れるまでが大変です。
慣れるまでにすることについて解説した記事です。
仕事が覚えられないという人はことらの記事もおすすめです。
全体の仕事を覚えられる3ヵ月間はミスが多く迷惑をかけてしまうこともありますが、
誰でも最初は同じように迷惑をかけてきたので、
ミスは気にしすぎに早く仕事を覚えられるようにしましょう。
ベテランの悩み
どれくらいの業務ができればベテランなのかは難しいところですが、
仕事自体は慣れると同じ業務の繰り返しになるので、半年~1年も経てば一人前の動きができます。
ベテランの悩みは、後輩指導、入力ミスがあります。
新人に何回も同じことを注意しないといけなかったり、
教えてもすぐに辞めていったりなど新人の頃とは別のストレスがあります。
入力ミスに関しては、どんなに長年薬局事務をしていても入力ミスをするときはあるので、割り切って気にしすぎないことが長く仕事を続けるコツです。
調剤薬局事務の退職理由
調剤薬局事務の退職理由として多いのは、人間関係、仕事量の多さ、仕事内容です。
はっきり辞めたい理由を言うと引き止められるので、家庭の事情や体調を理由に辞める人も多いです。
辞めたい人の理由別に対処法をまとめた記事もあるので参考にしてみてください。
今回は薬局事務のよくある悩みについて解説しました。
先に知っておくことで、
「同じ状況になったときどのように行動すればいいか」の心構えや準備ができます。
他にも薬局事務の記事がありますのでぜひご覧ください。