最近電子書籍で本を読むことが増えましたが、久々に本屋に行って1冊気になった本を買ってみました。
「失敗図鑑」という本で、伝記で主人公になるようなライト兄弟や夏目漱石などの失敗談とそこから学ぶことが書かれた本です。
中は挿絵が多く文字も大きく読みやすそうで、「失敗」に注目した本なんて面白そうだし、自分の失敗が小さく思えるかなと思い買いました。
帯にも「読めば勇気がわいてくる新しい心の教科書」と書いてありました。HNKあさイチでも紹介されたそうです。
24人の失敗話がテンポよく書かれていました。
失敗は悪いことではない
失敗は悪いことではなく、失敗をどのように考えるかが大事です。
エジソンのように99回失敗しても1回成功するための方法を見つけるためと考えることができます。
「失敗図鑑」を読んで、最初から成功する人なんていないんだなと思いました。
また、タイトルに書いてある「すごい人ほどダメだった!」という言葉に勇気が出ました。
すごい偉人も失敗を繰り返していることを考えると自分が失敗だと思っていたことは失敗ですらないのかなと思いました。
子どもにも大人にも読んでほしい
失敗することや間違うことは悪いことのように教えられるけれど、
「失敗図鑑」のように偉人も失敗をしています。
ぜひ学校の図書館の伝記の学習まんがの隣に置いてほしい本です。
ふりがなも付いていて絵も多くあるので、子供向けなのかもしれませんが、
大人にも読んでほしいです。
私は転職回数が多く、それはなんだか他の人がしていることをちゃんとできていない人のようで失敗のように思っていたけれど、
自分に合わない会社を知れたということなのではないかと思います。
一度の成功に固執しない
1番最初の失敗にライト兄弟の話は自分でも気を付けないといけないと思いました。
ライト兄弟が飛行機を作り、特許をとり、そこまでは良かったけれど、
その後、他の人が飛行機を作ったことにより特許侵害で繰り返し裁判をしました。
裁判に時間をかけたことで飛行機を作ることに時間をとれなくなってしまいました。
1つの成功にこだわりその成功を守ってしまったことが失敗でした。
成功したことは守らず次の成功に使わないといけません。
1度成功するとそれに固執してしまうけれど全体の利益を考えて情報を開示することも大切だと勉強になりました。
失敗した後が大切
本を読んでいると失敗しているときには失敗だと気づいていない時も多いと思いました。
後から思い返してみて「あれは失敗だった」と気づけても、その時は必至で気づかないことも多いです。
なので、このように「失敗」をまとめてある本があると自分の行動も活かせることがあり、
失敗したあとラッキーと思える強い心があると、失敗から学ぶことも多くあるのではないかと思います。
このような面白い本に出会えるから本屋で本を探すのは楽しいです。