こんにちは!
今回は
と悩んでいる人に向けて、私がクリニックや薬局で後輩教育をしてきて学んだ3つの考えについて解説していきます。
ある程度慣れてくると店舗業務に加えて後輩育成を任せられることが多い思います。
私はこの後輩教育をしていた当時を振り返って、もっとこういう考えを持ってこうすれば良かったと思うことがありました。
少しでも今後輩教育をして悩んでいる方に参考になればいいなと思い書きました。
自分と同じようにできると思わない
私が薬局で後輩教育をしていて学んだことの1つ目は、後輩が自分と同じようにできると思わないことです。
後輩や新人さんに業務を教えている中で、ついつい自分と同じレベルで業務をこなせるようになってほしいと思ってしまいがちですが、後輩がよほど仕事ができる人でなければ、自分と同じように仕事ができるようになるようと思ってはいけません。
期待することで、期待通りに後輩が育たないことでイライラして余計な悩みを抱えてしまいます。
私は一生懸命教えることで仕事を覚えてもらえると思っていましたが、まず自分と同じレベルまで仕事ができると思うことが間違いだったと学びました。
なので自分のためにもあまり相手に期待しすぎないことが大事です。
何度言ってもできない人もいる
私が薬局で後輩教育をしていて学んだことの2つ目は、 何度言ってもできない人もいるということです。
新人教育をしたことがある人なら分かると思いますが、例えばレセコンの操作や点数のことなど2回言っても3回言っても同じミスをしたり、忘れていたりすることがあります。
その時に自分は何回も言ってるのになんでその通りに動いてくれないんだと怒りたくなる気持ちはすごく分かります。
しかし何度言ってもできない人はできないので、相手に期待せず何度言ってもできない人だと割り切って接することも大事です。
私は言うタイミングや言い方など変えながら指導をしようとして、自分が消耗してしまったので、その前にある意味諦めて何回も言い過ぎない方がいいこともあると学びました。
注意しすぎない
私が薬局で後輩教育をしていて学んだことの3つ目は、注意しすぎてはいけないということです。
指導する側は指導しているつもりでも、受け取る側は指導ではなくパワハラを受けていると捉えられる可能性もあります。
指導しすぎず放任しすぎずの適切な距離をもって要点はしっかり伝えるという意識を持つことが大事です。
追い込んでいないつもりでも追い込んでいることもあるので、加害者にならないためにも大事な考えです。
私の体験談で言うと、私は新人さんに早く1人前になってほしいという思いが強すぎて、こういう風に業務を進めた方がいいよというのを言い過ぎていました。
後から相手の立場になって考えてみたら自分の行動を全て支配されているような気分になるのであまり注意しすぎない方がいいなと思いました。
何か注意したいことがあってもよほどその日言わないといけないことでなければなにか注意するのを1日1回にするということを気をつけていました。
まとめ
今回は私がクリニックや薬局で後輩教育をしてきて学んだ3つの考えについて書きました。
今医療事務や薬局事務をしている人は、教育のプロではないという人がほとんどだと思います。
自分の最初の頃を思い出すとそんなな最初から上手く仕事をこなせなかった人も多いと思います。
あまり新人の方に厳しくしないように気をつけることを意識することで、長期的に見ると良い職場の人間関係を築けるのではないかと考えています。
皆さんの新人教育のエピソードや教えるときに気をつけていることなどぜひ教えていただけたら嬉しいです。