令和元年の登録販売者試験に合格しました。
働きながらの勉強で、覚える内容も多く不安でしたが、知識ゼロからでも8ヶ月で合格できたのでその方法をまとめていきます。
また、あとから振り返って反省点も見えてきたので記述しきます。
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教材はユーキャンがオススメ
値段は5万ほどで少し高いとは思いますが、私はユーキャンの登録販売者講座を選びました。
結果として、ユーキャンで良かったと思ったのでその理由を述べていきます。
教材選びに時間をかける必要がなくなる
登録販売者の勉強は、ユーキャンの教材とホームページで手に入れられる過去問のみで勉強しました。
ユーキャンの教材で良かったのは、他の教材を探す手間が省けたことです。
書店で登録販売者の教材を探すと、テキスト、過去問題、単語集など色々と選ぶのにも時間を使ってしまいます。
違う出版社の教材のテキスト、過去問題集を買うと問題のムラができて、どれだけ勉強しても「これで勉強量は足りるのか」と不安になるかと思います。
実際に試験会場でも試験待ちの受験者の方を見ていてもユーキャンの講座のテキストを使っている方は多かったです。
ユーキャンの人気講座ランキングでも現在5位です。
教材選びに時間をかけるくらいだったら少し値段が高くてもユーキャンの教材が良いと思います。
計画通りに進めれば合格できるという安心感がある
ユーキャンの講座を受けると計画を立ててくれるので、いつまでにどのテキストをすればいいのか分かり安心できました。
勉強を始めて1~2ヶ月ほどすると、覚えないといけないことの多さに驚き本当に合格できるのか心配になりましたが、試験日までのスケジュールをユーキャンが組んでくれているということに安心できました。
ただ、1つ反省があり、【計画より早く行動すればよかった】です。
最後の方は模擬問題や過去問題を解いていき、自分の出来なさに驚きました。
この半年ほど何を勉強してないかと思ったほどだったので、余裕をもち計画を1ヶ月早めることをオススメします。
医薬品の成分のDVDが役に立つ
ユーキャンの講座を受けてから半年たってから医薬品の成分についてまとめたDVDの購入の案内が封筒が来ました。
最初は「なんでまた買わないといけないといけないのか」と思ったのですが、自分の問題を分からなさに買ってみようと思いました。
結果、あってよかったです。
医薬品の成分はつまずきやすいところなので、このDVDのおかげで効率的に勉強することができました。
試験にでる用語を繰り返し覚える
登録販売者の試験はなじみのない用語が本当に多くでてきます。
そして、成分はほとんどカタカナなので覚えるのに時間がかかります。
最初から全部覚えようとすると挫折します。
なので、勉強を始めてから初期~中期は用語になじむことに力をいれました。
スマホのアプリで単語帳を作る
テキストや用語集を開くよりスマホを見る方が楽だと思い、アプリで単語帳を自作しました。
アプリは無料のものがいくつもあるので、自分の使いやすいものを選ぶとよいと思います。
基本的には用語集の問題でまだ覚えていないものを写していきました。
登録販売者の試験の問題の中には、常識で解ける問題があるのでそのようなものは抜かして
単語帳を増やしていきました。
単語帳を見るときはその時にすべて覚えようとせず、覚えにくいカタカナの用語に自分が慣れるように何回も繰り返し見ることを心がけました。
テキスト、用語集は家でしか見られないのに対し、
アプリの単語帳は仕事の休憩中に見ることができたのでとても良かったと思います。
テキストを進めていくことに集中
テキストを進めるときも同じでその時ですべてを理解しようとすると長く続けられません。
とにかく計画通りにテキストを進めていきました。
全体的にどのような内容になっているのか把握することが大事なので、
テキストにマーカーをひいたりさらにノートにまとめたりということはしませんでした。
「こんな用語があるのだ」と思い、本格的に覚えるのは追い込みの時期にしました。
ただし、すべての暗記をまわしにしてもいけないので、
1章おわったらその範囲の問題を解き、そこにでてきた問題や分からなかった用語はその場で理解することが大事です。
このように、全体的な範囲の把握と同時に登録販売者特有の覚えずらい用語を覚えました。
登録販売者試験は広く浅く出題されるのでこの勉強法がオススメです。
過去問を完璧にする
試験2ヶ月前の勉強の流れ
テキスト、用語集を見ていても実際の試験がどのようなものなのかのイメージが分かりません。
テキストですべて内容が終わったら早めに模擬問題に取り組むのがオススメです。
実際の問題形式で解いてみると全然自分が解けないということに気付くはずです。
なので、なるべく2ヶ月前から
↓
採点して、今の時点で何点とれるのか知る
↓
分からないところをテキストに戻り理解する
↓
もう一度解く
という流れを繰り返し5回分ほど完璧にすることが出来られれば、合格に近づきます。
なるべく早めに模擬問題に取り組むのも良いと思いますが、全体の勉強が出来ていないうちに模擬問題をしてもなかなか難しいと思うので、2ヶ月がベストだと思います。
・採点して今の実力を知る
・分からないところを復習するのは時間がかかるが一番大切
【反省点】早めに取り組んでもよかった
私は1か月前から取り組み、点数が全然足りないことに気付き、焦りました。
計画を早めて2か月前から取り組むのがベストだと思います。
市販の本には「1ヶ月で合格」と書いてある本があったり、暗記の試験だということもあったりして
「試験が近くなったら本気をだして頑張ればいい」
と思っていました。
しかし、登録販売者の試験は勉強を進めていくほど用語が多く覚えづらいので不安が大きくなっていきました。
最後の1ヶ月になってすごく焦り、もっと早く暗記すればよかったと思ったので、早めに取り組むことを強くオススメしたいです。
間違えた問題、迷った問題のみピックアップ
繰り返し模擬問題を解くのですが、できる問題を繰り返していても意味がないので
・できなかった問題
・正解したけど迷った問題
を繰り返し解くことが必要になります。
なので、問題を解いている途中でこの問題自信ないなと思った時点でチェックするようにしました。
そのことによりまぐれで当たっていたとしても復習してもう一度解くことができます。
覚えられない用語は専用メモにまとめる
分からないところを復習する大切さを言ったのですが、復習していて
「こんなに覚えられない」と感じるはずです。
そのときに全部覚えようとすると復習をすることも嫌になるので、
「これは覚えないといけないことなのだ」とまず認識して、
・それらの用語を1つのノートかメモ帳に書き込んでいくか
・テキストのまとまっているページをコピーしてはりつける
などすると、後で見返すことができて苦手なところがよく分かります。
この方法の良いことは、試験直前で何を復習すればよいか分からないときにそのノートがあると苦手な用語をいっきに復習できることです。
このように最後の2ヶ月で模擬問題、過去問を完璧にして試験当日に向けて勉強をすると良いです。
8ヶ月で合格できる登録販売者の勉強法についてまとめました。
今後登録販売者のニーズは高まっていくので、色々な人に勧めたい資格です。