先日会社で加入していた企業DCの資格が退職してなくなったので、
移換手続きというものをしたので書いていきます。

企業DCの移換手続きとは?

企業DCとは会社が退職金代わりに積み立てる年金のようなもので、
会社が導入していると強制的加入させられます。
比較的に大きい企業が導入していることが多いです。

積み立てるお金は会社が出すけれど、(追加で自分で出すこともできる)
購入する商品は自分で選ぶことができます。

自分で商品を選ぶことができるというと、
すごくいい制度のように思われますが、
決められた中から商品を選ばないといけないので、
どうなのかなと思っていました。

そして会社を退社するとその積み立ても終わるので、
その資金を別の金融機関に移さないといけません。
それが移換手続きです。

楽天でiDeCo口座開設手続き中

どの金融機関に移そうかなと考えて、
楽天証券とSBI証券で迷いました。

楽天証券はつみたてNISAで利用していて、SBI証券は使ったことがないけど、
証券口座は2個以上あった方がいいというのを本で読んだから
この機会にSBI証券口座開設しようかとも思いました。

つみたてNISAで1年運用した結果こんにちは! 2021年12月でつみたてNISAを始めてから1年が経ったので運用結果を発表していきます。 前提として、 つみた...

でも6か月以内に移換手続きをしないと
今まで積み立てた年金資産は国民年金基金連合会に自動的に移換されます。
自動移換されると運用できずにただ手数料をとられるので資金は減っていくだけです。

金融機関を決めてiDeCo口座を開設するのに2ヶ月くらいかかるので、
今まで使ってきた楽天証券でiDeCo口座を開設した方が早く手続きが終わりそうだなと思い、
楽天証券でiDeCo口座を開設することに決めました。
単に新しい証券会社を使うのは管理が面倒になったからというのが大きいんですけどね・・・

条件を満たせば脱退一時金を受け取ることもできますが、
ほとんどの場合は無理なので移換手続きを進めました。

加入者ではなく運用指示者にした

運用金融機関を楽天証券に決めてその後は、

  • 加入者として自分で資金を入れて運用を続けていくか
  • 運用指示者として運用だけを行うか

を決めないといけません。

また現状では、会社員がiDeCoに加入するために、企業型DCに加入している・いないに関わらず事業主証明書の提出が必要です。

加入者の場合は新しい会社に勤めている場合は紙書いてもらわないといけないのと
今働いてない場合も新しく勤めるときには会社に書いてもらわないといけないのと手続きをしないといけないので、
単純に色々面倒だなと思い運用指示者として運用だけすることにしました。

iDeCoで拠出した資金は節税になるので資金に余裕があればしたらいいというのも分かりますが、
資金不足だったのとやはり60歳まで引き出せないという点で新たに拠出するのは辞めました。

今は将来のためのお金を運用するよりも入ってくるお金を増やしたいという気持ちが強いので
積み立てNISAを満額積み立てて年金問題はクリアしつつ、
配当金が入ってくる高配当ETFを購入することに集中したいです。

今は所定の用紙を事業主に記載してもらい提出しなければいけませんが、2022年の改正後は事業主証明書の提出が不要になります。

今後iDeCoをするにしても証明の提出が不要になるときでいいかなと思いました。

iDeCoについて知るオススメ本


iDeCo口座を開設する際に改めて本を読んで勉強になりました。
以前読んだときは分かった気になっていたけれど自分で手続きをしようとすると分からないこともあったので、
家にこの本がちょうどあって助かりました。

いつもは読んだらすぐ売ってしまうけど置いといてよかった~と思いました。

つみたてNISAとiDeCoについて初心者に分かりやすい漫画多めのの本なので、
難しいお金の話はちょっと…という人でも無理なく読めますよ(*^-^*)

この本の感想書いた記事もあるので是非読んでみてください↓

https://tensyoku-blog.com/dokusyokiroku-tyokinhon/

https://tensyoku-blog.com/shitsugyo-shinsei/

https://tensyoku-blog.com/dokusyokiroku-shisankeisei/

ABOUT ME
ミミ|医療しごとナビゲーター
『医療しごと入門帖』は、医療事務・薬局事務・登録販売者など、医療や薬に関わるお仕事をやさしく紹介するブログです。 資格の勉強だけでは見えにくい、現場でのリアルな仕事の様子や、実務に役立つ情報を発信しています。 初心者さんにも分かりやすく、やさしい言葉とあたたかい視点でお届けしていきます。