こんにちは!
このような悩みを持っている方に向けて解説していきます。
この内容は動画でもご視聴いただけます!
仕事を辞めたいと思ったとき、すぐには辞められないものです。
私は転職回数が多いのですが、辞めるのは毎回気合がいるし大変だし慣れません・・・
後先考えずに辞めてしまうときっと後悔します。
辞めるためにも計画、準備が必要です。
私は調剤薬局事務ではない、という方も転職活動の流れを知ることができる内容になっていますので是非ご覧ください。
自分が何をしたいのか分からないという方は「転職の思考法」という本がオススメです。
ストーリー形式になっていて読みやすいのであまり本を読まない方でも読みやすいです。
今回は、
「仕事を辞めたいけれど今すぐではない」
「数か月後に退職することを望んでいる」
という方にオススメの転職活動の流れを紹介していきます。
「精神的に厳しくもう1日も出社したくない」
という場合は無理をしないで辞めましょう。
本来なら次の職場を決めてから辞めるべきですが、
心が辛いときは自分のために勇気を出して辞めるべきです。
今は転職代行のサービスもあるので、活用するのもアリです。
転職活動を始める前に考えておくべきこと
まずは、自分がどのように転職活動を進めていきたいか考えていきます。
「さあ、辞めるぞ!転職活動だ!」
と意気込むことは大事ですが、
何も考えずに転職活動を始めてしまうと困ることがたくさんあります。
最低限決めておくべきことは、以下の通りです。
1 どのように働きたいのかどこで働きたいか
2 転職先ではいつから働きたいか
3 どのように転職活動をすすめるか
4 いつ辞めると伝えることがベストか
5 有給は使うか
6 退職日をいつにするか
順に補足していきます。
どのように働きたいのかどこで働きたいか
いざ、求人サイトを見て仕事を見ていくと、
- 給料の良さ
- スキルが活かせる
- 休みが多い
など色々な良い条件を見つけて、「これもあれもいいかも」と選ぶ基準がぶれていまいます。
そうならないためにも
どこでどのように働きたいかを明確にしておくこともオススメします。
また、その条件の中で優先順位をつけておくことで
自分の絶対ゆずれない条件を把握できます。
すべての希望に当てはまる求人はないので、妥協する順番を決めておくと一貫した企業選びができます。
仕事辞めたい転職したいが先行しすぎて、次の職場を適当に選んでしまわないためにも一番しっかり考えましょう。
転職先はいつから働きたいか
転職活動をしていく上で面接の時に必ず聞かれることなので
あらかじめ考えておく必要があります。
- 月の始めから働きたいのか
- それとも転職先の都合に合わせるのか
- それともできるだけ早い方がいいのか
など
ある程度希望を決めておくと次の計画を立てやすいです。
どのように転職活動をすすめるか
- エージェント登録するのか
- ハローワーク行くのか
- 転職サイトで探すのか
どの方法で転職を進めるのかで流れが変わるので自分はどうしたいのか考えます。
必ずしも転職エージェントに登録する必要はないと思います。
いつ辞めると伝えることがベストか
現在の勤め先の環境にもよりますが、
法律上では2週間前に辞意を伝えればいいです。
しかし、1か月前に言う、3か月前に言うなど会社ごとに規定がある場合がほとんどなので、考えておく必要がある。
退職届を正式に出すまでに時間がかかるかもしれないので余裕があるといいです。
1~2か月の前に言った方がいいかな…
有給は使うか
使うとすれば有給を含めていつ辞めるかを決めないといけなくなるので、
その分早く辞めることを言う必要があります。
退職日をいつにするか
- 勤め先の給料の締め日がいいのか
- 月末がいいのか
- できるだけ早ければいいのか
- ボーナスをもらってから辞めることを伝えるのか
など考えておかないと辞意を伝えてからボーナス日を迎えて減らされたり文句を言われたりすることがあるので考えておく必要があります。
これらのことを考えておくと転職活動がスムーズにいきやすいです。
1回決めてしまったから変えてはいけないというここではありません。
実際に転職活動を進めていく上で考えも変わるので、まずはざっくり決めておきましょう。
転職活動の計画を立てる
辞める日や次の勤め先の出社の希望日などをある程度決めたあとは、転職活動のおおまかな計画を考えます。
計画をたてておかないと転職活動が長引いたり辞めると言い出すタイミングがつかめなかったりするので、
辛い現在の職場から早く辞めるためにも自分のなかで「いつまでにこれをする」というを具体的に決めておいた方がいいです。
人にもいますがだいたいの転職活動の流れはこのような感じです。
①転職活動を始める
②内定をもらう
③現在の勤め先に辞意を伝える
④辞める
⑤新しい会社に入社
そして、この流れをスムーズに行うためには、
この手順を逆算していつまでにこうしたいからこれはいつまでにした方がいいということを考えます。
例えば⑤新しい会社に入社を7月までにしたいから④辞めるのを6月末にして、
そのためには③辞めるのを伝えるのは5月末までにした方がいいかなというような感じです。
決めておくことで面接をする際や内定をもらったときにすぐに入社日を決めることができます。
この流れを決めるためにも最初の「転職活動を始める前に考えておくべきこと」をじっくり考える必要があります。
転職活動をする
次に実際の転職活動に入ります。
業種によりますが、早めに転職エージェントに登録します。
「すぐ転職するわけではないから、転職活動はまだいいかな」
という方も早めに始めることをおすすめします。
頭の中でこういう企業に入りたいと考えているよりも
話を聞いてみた方がすぐ解決することが多いです。
すぐに転職したいわけではないという人にも親切に話を聞いてくれます。
実際私が転職活動を始めたときにも10月転職するのに7月初めに転職エージェントに登録して電話面談をしたので、意外と長くかかると思っていた方がいいです。
他の人の転職の期間はどうなのか聞いてみると
7月時点に登録している人は9月や10月転職するのを目標にしている方が多い
というように教えていただいたので転職活動は2~3か月かかるのが普通なようです。
退職の意を伝える
次に辞める理由を考えます。
辞める理由はなるべくポジティブなものがいいです。
納得されやすいことを言った方が止められにくいです。
現在の仕事に対する不満を言ってしまうと、引き止めが長引きます。
実際に決まった転職先の名前は出さない方がいいですが、
「~の仕事に挑戦したい」
というように業種や職種を言うと応援してもらいやすいです。
また、引き止めが長引く可能性も考えて会社用の退職届がある場合でも自前の退職届に退職日を書いておくことをおすすめします。
本来なら退職願→退職届の順で出すべきですが、
絶対にこの日に退職するという日が決まっているのであれば、
私の場合退職届を最初に出してしまっても大丈夫でした。
退職願や退職届を出すことで転職するという強い決意の表れとして上司としても認識しやすいので、
あまり長く引き止めは行わないように感じます。
私の体験談
私は調剤薬局事務を1年7か月していました。
登録販売者の試験には調剤薬局事務をしながら勉強して合格できました。
私の勤務していた薬局では市販薬はほとんど扱いがなかったので、
せっかく登録販売者に合格したのに全く活かすことができませんでした。
薬局では、基本的に患者様からお薬のことで聞かれたら事務は薬剤師に取次ぎをするだけでした。
患者様から質問を受けても何も答えることのできないもどかしさから
登録販売者の実務経験を積みたいと思いました。
すぐ登録販売者の専門のエージェントに2社登録しました。
実際の私が転職活動をしたときの流れを簡単に見てみましょう。
7月 転職エージェントに登録→電話での面談を受ける→面接を受ける企業を選ぶ
8月 企業面接→1週間後に合格の報告を受ける→勤め先に退職届を提出
9月 有給消化→末日に退職
10月 新しい会社に勤務
転職しようと考えてから実際新しい職場で働き始めるまでに3か月かかりました。
薬局長に辞めると伝えた時、引き止められると思っていましたが、
登録販売者の資格を活かしていきたいことに納得されて意外と引き止められませんでした。
働きながら登録販売者の資格を取得した経緯も知っていたので、
応援してもらえました。
しっかり準備をして計画的に転職活動を行うこと
現職の悪いところを理由に辞めるのではなく、このように働きたいという希望があること
これらのことをしっかりできていれば引き止めには合わないのだと分かりました。
まずは自分の頭で考える
今回は「調剤薬局事務を辞めたい」という方に向けて、具体的に転職活動から新しい会社に入社するまでの流れを解説していきました。
調剤薬局事務に関わらず、転職活動をスムーズに行うためには、
計画を立てる前に自分自身どうしたいのかを考えることが重要です。
という意見があるのも分かります。
私自身も今もそう思います。
しかし、自分で考えないことには
誰かが自分以上に自分の仕事のことや生き方を考えてくれるわけではないので
時間がかかっても自分の頭で考え抜くことが大事です。
試してみて、
「この作業苦手だな」
「この作業慣れてくると楽しいかも」
ということが少しずつ分かれば、
また次の転職活動に活かすこともできます。
まず自分で考える大切さを教えてくれる本の紹介です。
自分のアタマで考える大切さや楽しさを知ることができます。
有名な本には答えが書いてあるようなものなので、自分のアタマで考えなくなってしまうから、
名著を読まないという考えが面白いと思いました。
自分で考え抜いてから読むそうです。
なので「自分のアタマで考えるってどういうこと?」と一度考えてみてから読むのも面白いのではないかと思います。