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新人登録販売者に気をつけてほしいことを丁寧に解説

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こんにちは!

今回は、新人登録販売者に向けて最低限した方がいいことを解説していきます。

これを書こうと思ったきっかけをお話します。

私の勤務しているドラックストアのお店に新卒の方が入りました。
しかし、態度が悪くどのように教育していくか皆頭をかかえています
その子を見ていると社会人として基本的なことができていないように感じます。

ドラックストアで働く新卒社会人1年目の人に向けて気を付けたらいいことを丁寧に解説していきます。

特に順番はないので、
目次から気になるところを読んでいただいても大丈夫です(*^-^*)

メモをとる


まず、つい怠ってしまいがちなメモをとることについて解説していきます。

ボールペンとメモは持ち歩く

当たり前のことですが、ボールペンとメモはポケットに入れて持ち歩きましょう
予備にボールペンは2本あると良いです。
メモもポケットに入る大きさにしましょう。

ドラックストアの場合机にメモを置いて説明を聞いてメモをするのではなく、
その場その場で説明を受けてすぐメモを立ちながらします

なので、ポケットに入る大きさで縦開きのものがオススメです。

 

私は後で関連していることはまとめておきたいので、
1枚1枚の場所を入れ替えできるものを使っています。
これはすごく便利で重宝しています。

メモに集中しすぎない

メモを取るべきと言ってもメモを取ることに集中しすぎてはいけません。
1字1句書くのではなくてキーワードのみを書き出していきます

例えば、

始めにAのボタンを押してBを押したら「はい」か「いいえ」が出てくるから「はい」を押してその後Cを押して

と説明されたら

A→B→はい→C

と簡単に素早くメモを取ることがポイントです。

新人の方に業務のことを教えていると、メモをきちんと書くことに集中しすぎて教える人を待たせるということがよくあります。

待たせてしまっている時間がもったいないので、メモには集中しすぎないことを意識してください。

覚えられそうな簡単なことでもメモる

何か教えてもらうときに
「これくらいならメモしなくても覚えてられそうだな」
ということもあります。

ただ、新人の頃は覚えないといけないことが多くあるので、
覚えてられそうなこともその業務を何週間後かにもう1度してみると
「聞いたはずなのに覚えていない」
ということもあります。

そのときにもう1度教えてくれた人に聞くのは失礼なので、
初めから覚えられそうなことでもメモをしましょう。

「メモをする」ということは「あなたの話を聞いて覚えます」という気持ちを表すことなので、
教わる態度として迷ったらメモをしましょう。

メモは家でまとめる

先ほども書きましたが、
メモをしている間に教えてくれる人を待たせないことは重要です。

そのため、「キーワードのみを書く」「走り書き」は必要です。

しかし、それで放置しておくと自分でも読めないメモが完成します。
そうならないためにもメモは家でまとめましょう

これができていない人が本当に多いです。

メモを書いたことは覚えているけれど、
どこに書いたのか分からないという人は必ずまとめましょう。

私はインデックスを貼ってどこに何が書いてあるのかすぐ分かるようにしています。
(こういうの↓)

休憩時間にまとめる時間がある人は休憩時間を有効に使うのもオススメです。

新人で仕事にも慣れてなくて疲れていると思いますが、
3か月頑張って毎日20分~30分ほど時間を使い、メモをまとめておくと
メモをまとめていない人と比べて仕事の習得度が変わってきます

どうしてももう1回聞きたい時

1度聞いてメモをまとめていても、分からないことは出できます。

迷ったら絶対に聞いた方がいいです。
聞いた方が早いし、間違っていたときに修正する方が余計に時間がかかり迷惑をかけます。

そのとき聞き方が大事です。

「これどうするんですか」のような言い方では、

この前説明したのに忘れたの…?(怒)

なんて思われかねません。

「すみません、1回聞いたんですけど確認してもいいですか?」
「ここまでできたののですが、ここからの手順が自信ないのでもう1度聞いてもいいですか?」

のような言い方が快く教えてもらいやすいです。

教えてもらったことは追加でメモをして、必ずお礼を言いましょう

コミュニケーションをとる

コミュニケーションをとることはドラックストアで働く上でとても重要です。
店舗の大きさにもよりますが、従業員の数は20人前後くらいなのではないかと思います。

全員が毎日働いていないので、
情報共有をスムーズに行うためにも日々コミュニケーションを意識してとることが大事です。

あいさつは自分からする

書くまでのことではないのですが、
新人の方はできるだけ挨拶は自分からしましょう。

私の職場の新人さんは、相手から挨拶されてやっと不愛想に挨拶を返していて印象が良くないです 

帰るときはその場の責任者に退勤することを伝える

自分か先に帰るときは、必ずその場の責任者に退勤することを伝えましょう
新人さんが、誰にも何も言わずタイムカードを打っていつの間にか帰っていたことには驚きました。

帰るときは、何の作業がどこまで終わったのかの報告も一緒に言うことがベターです。

タイムカードの打ち方

タイムカードの打ち方は会社ごとに決まっているので、
あらかじめ確認しておくといいです。

私が今まで勤めてきた企業はどこもタイムカードを導入していましたが、
タイムカードのルールは会社によって違いました。

●タイムカードを切った1分単位で残業代がつく
●タイムカードの時間は参考程度
●残業代は別で申請が必要
●あまり早く出社しすぎてはいけない(残業代出さないといけなくなるから)

など様々でした。

制服に着替えないといけない職場では、

出社:制服に着替えて準備ができたらタイムカードを切る
退社:タイムカードを切ってから私服に着替える

が基本ルールです。

学生のアルバイトの方だと守っていない人が見受けられますが、
社員の場合はきちんと守りましょう。

同じ会社でも店ごとに違うルールもあるかもしれないので、始めに確認しておきましょう。

休憩時間はコミュニケーションをとる

ドラックストアでは広い店舗の中でレジ、品出し、売り場作成など個々に仕事をするので、
休憩時間が大事なコミュニケーションの時間です。

休憩時間まで気を遣うのは面倒だなという気持ちはよく分かります。
しかし1人話しやすい人がいると、仕事のやりやすさが変わってきます。

また、従業員同士が気軽に話せないとミスが増えます

少し確認を怠ったことから捨ててはいけないものを捨ててしまったとことがありました。

普段から気軽に会話をしていたら起きなかったのではないかと思います。

休憩時間には気になることを質問してみるのがオススメです。

会社のことや店舗のことや、
その人がいつから勤めているのかなど聞いてみてもいいかもしれません。

あまり根ほり葉ほり聞くと嫌がられますが、
いくつか新人さんから質問してもらえると興味を持ってもらえると嬉しいと思います。

来た時と帰る時は全員に挨拶する

ドラックストアで働いて驚いたことの1つに来た時と帰る時に店舗にいる従業員全員に挨拶をしていることです。
これは会社や店ごとで違うかもしれません。

必ず探して挨拶してくれるアルバイトさんはすごく好印象なので、
新人さんは特に来た時と帰る時は皆に挨拶をすると良い印象を持ってもらいやすいです。

また、相手から言われて挨拶を返すのではなく、
自ら挨拶しましょう。
笑顔があると尚良いです。

補足で、新しい職場に異動になった際には、
「〇日からお世話になります、○○です。」
と自分から名乗りましょう。

謙虚な態度を心がける


ドラックストアで働いているのはパート、アルバイトの方がほとんどなので、
連携を良くするためにも、謙虚で愛想が良い態度が必要です。

キビキビ動く

仕事中にボーとしないようにしましょう。
見てないようで周りは見ています

私も新人さんが売り場で何をするわけでもなくボーと立っているのをよく見ます。
もう少しキビキビ動いてくれるといいなと思います。

焦って仕事をする必要はないけれど、一生懸命な姿を見せることは一緒に働いていく上で大事です。

分からないことは分からないと言う

  • 何をすればいいか分からない
  • お客様に質問されたけどどう対応していいか分からない
  • 機械の使い方が分からない
  • 商品の場所が分からない
  • 教えてもらったかすら分からない

など、始めの頃は分からないことがあって当たり前です。

その時にはなるべく早く分かる人に聞きましょう。

ただし何度も同じことを聞くのはNGです。
聞いて教えてもらったらメモをして次は自分で対応できるようにしましょう

また、トラブルがあった時には自分で解決できなさそうな時はすぐに分かる人に助けを呼びましょう。

素直に先輩の教えを受ける

指示と違うことを新人さんがしていて、
「次これしてって言ったよね?」と聞くと、

「今しようと思っていました」
「今お客様対応をしていました」(対応後でしばらく時間が経っているのに)
というような口答えのような返答がよく返ってきます。

自分の指示通りに動いていないことに対してイライラしているのにも関わらず、
相手を逆なでするような態度をとってしまっているので
本当にそう思っていても言わずに「すみません(-_-;)」くらいがベターです。

できないことをできると言わない

少し難しい作業で1人でするのは厳しそうだなと思い、
「これできそう?」と聞くと、
「だいたい分かります」というような返答が返ってきます。

分からない部分教えながら作業をしようと思っていても
「分かる」と言われてしまうと、教えてもらえたはずのものも教えてもらえなくなります

すごく言い方で損をしているなと感じました。

「1回説明受けたけれどまだ自信ないです」
「難しくてまだ全然できないです」

などと言った方が皆から教えてもらいます。

マニュアルはあるけれど、皆それぞれのコツや気をつけるポイントをもっているので
少し難しいなと思う作業の場合には個別に何人かに聞くのは良い方法です。

少し余裕をもって出社する

出社は余裕をもってしましょう
勤務時間ギリギリに来る新人さんを見るとやはりやる気がないのかなと思います。

他の人がどれくらいに来ているのか見て、それと同じくらいに来るのがオススメです。

注意をしてくれたらありがとう

仕事をしていて知らず知らずのうちに間違ったことをしてしまうときがあると思います。
その時に注意を受けたら感謝を伝えましょう

注意されたのになぜ感謝しないといけないのか
と思うかもしれません。

注意をしてくれる人は優しい人です。

分かっているけれど注意をしない人はあなたに無関心な人
です。
あなたが間違ったことをし続けていてもどうでもいいと思っています。

なので無関心な人は何も言ってくれません。
そのまま間違ったまま時間が過ぎます

それよりも注意をしてくれる人の方があなたのことを真剣に一人前に育てようとしてくれています。
自分の教育に時間を割いてもらっているので、
注意をされたときは「ありがとうございます。」と言えるようになると良いです。

教えてもらって当然と思わない

新人の時は何も分からないのにOJT(現場で上司が部下に実際の業務を教えること)もしっかりしていなかったら、

「全然教えてもらえない」という不満が溜まると思います。
しかし、教えてもらって当然とは思わない方がいいです。

店長や他の社員も教育のスペシャリストではないので、
満足に教えてもらえるはずがないのです。

「教えてほしい」と言ってないから教えてもらえないという考えもできます。
ずっと同じ勤務時間で働いているわけではないので、
向こうはどれぐらい理解できてるかが分かっていないのかもしれません。

その都度で分からないことがあったら
「○○について教えていただきたいのですが…」
と聞いてみましょう。

そのような姿勢からより教えてもらいやすい環境を作ることができます

報連相をしっかりする

自分勝手に動かない

特に初めの頃は自分の判断で動かずに必ず店長や他の社員に「今何をするべきか」確認しましょう

1日の計画表が配られると思いますが、
計画表はただの計画なので必ずその通りにはいきません

空白の時間だったり、思っていたより作業が早く(遅く)かかったりすると思います。

その時には、

「〇〇の作業が終わって残り〇分あるのですが、何をしたらいいですか」
「今の時間空いているのですが、何をすればいいですか」

と聞きましょう。

ドラックストアで普通のオフィスとは違い、
従業員同士が遠くで作業をする場合が多いので、
誰が今何の作業をどれくらい進めているのかが分かりにくいです。

また、社員やパート、アルバイトの方など出勤、退勤の時間がバラバラで誰がいつまで勤務なのか指示を出す方も把握しきれていません。

なので、指示を出しやすくするためにも何の作業を今までしていたのか、あと何分あるのか言うと良いです。

作業が終わったら「終わりました」

私もできていないときもありますが、
指示を出しても終わった報告が返ってこない人が多いです。

「終わりました。」と言ってくれる人には安心して指示を出せます。

指示を受けたことが終わったら「終わりました」
そして、「次何すればいいですか」まで言えるとgoodです。

教える立場になると気づいたのですが、

「何かすることありますか」と聞いてしまいがちですが、
「することはいっぱいあるよ」と思ってしまうので、
「次何すればいいですか」がいいなと気づきました。

少しのことですが、言い方に気をつけようと思いました。

基本のルールを守る

ルールを無視しない

仕事に慣れてくると少し自己流のやり方で仕事を進める人がほとんどです。

本当はマニュアルもあり、本来のルールはあるけれど暗黙の了解で変えていることもあります。
先輩がそうしていても、とりあえず仕事に慣れるまでは初めに教えてもらった基本のルールに則って動きましょう

先輩の社員から「基本はこうだけど変えてもいいよ」と言われたなら話は別ですが、
何も言われていないのに自分の判断でマニュアルに沿わない動きをしていると良く思われません。

「基本的にはこうしてね、でも時間がない時は省いてもいいよ」と言ったことに対して、
全くしていない新人さんを見ると、
始めの頃くらいはちゃんと基本通りにした方がいいよな」と感じます。

基本のルールに沿って新人が仕事をすることで、
先輩社員や他の従業員の人も「自分も初心に帰って仕事しよう」と思うことができます。
仕事に慣れて1人で動けるようになるまでは基本ルールに従いましょう。

けれど臨機応変に対応することも必要

マニュアルや基本ルールは守らないといけませんが、
それだけを守っていればよいわけではありません。

イレギュラーなことが起こったときには臨機応変に対応しないといけません

予定にそう書いてあるから

そう習ったからといって
その方法しかないわけではないので、
周りを見て状況に応じた臨機応変な対応が必要になります。

予定表やマニュアルはあくまで土台で、
その通りにいかないことも多いことを認識しておきましょう。

周りを観察する


仕事に慣れていなくて自分のすることで手がいっぱいになっていると思います。

余裕がないとは思いますが、
自分より先輩の社員の人の動きをよく見るようにしましょう
数か月後には同じような動き方をしなければいけません。

空き時間にはどんな仕事をしているのか
従業員にどんな指示を出しているのか観察しておくことが後々役に立ちます。

自分ができることを積極的にする

基本的に空き時間は何をするかを上の人に確認した方がいいです。
しかしトラブルの対応をしていてどうにも話かけられる雰囲気ではないという時もあるでしょう。
その時は自分でできることを探して仕事をすることも大事です。

様子を見ながら話しかけて迷惑にならないタイミングで話しかけましょう。

良いところを盗む

仕事をしながら他の従業員の方を観察して良いところを盗みましょう。
特にレジはベテランのアルバイトの方を見ると言い回しや動き方がとても参考になります

自分で実際レジに入るときも同じようにしてみてスムーズにできるか試してみるといいです。

悪いところは反面教師

「お客様対応が雑」
「会社の決められたルールを守っていない」
など社員の場合でも悪い部分は多くあります。

そのような時は、
×「あの人もこれくらいの対応だから、自分も同じくらいでいいや」
とは思わずに、悪い上司を反面教師として
〇「仕事に慣れてもあの人みたいな対応にならないように気を付けよう」
と思いましょう。

まとめ 素直な新人が好かれる

今回は新人(特に新卒)の登録販売者さんが最低限気をつけた方がいいことについて解説しました。

自分もできているかと言われると完璧にはできていません。
ただ、こうした方がいいということを頭に入れておくことは重要だと思います。

どの項目も職業を問わず必要なことなので、当たり前のように感じたと思います。
しかし、本当に出来ていない新人もいるのでこういった基本的な「挨拶をする」「メモをとる」などのことから教えていかなければならないことに頭を抱えています。

仕事ができなくても明るくコミュニケーションとれていたら自然と教えてもらえます

当たり前のことがほとんどですが、できていない人が本当にいます。
本当はその新人さんに全部注意したいことなのですが、
あんまり注意しすぎる訳にもいかないので半分はストレス発散の意味も込めて書きました(笑)

これらのことを新人さんが実践して、新人教育に困る登録販売者が少しでも減れば嬉しいです。

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双葉
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