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【保存版】調剤薬局事務の仕事、覚えられないと感じたときのメモ術

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こんにちは!

調剤薬局事務の仕事を始めたけれど思っていたより覚えることが多くて覚えられない
自分には向いていないと感じて辞めたいと思っている

という方に向けて記事をまとめていきます。

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この記事は以下のような人におすすめです!

結論から先に言うと「自分の時間をかけてオリジナルメモ帳を作る」ことが解決策です。

仕事は覚えるのではなく、メモに書いた場所さえ分かればそれを見ればいいだけなので
時間はかかりますが、正しい手順を踏むことで3ヵ月程度で仕事に慣れることができます。

この記事があなたの「調剤薬局事務の業務習得」の助けになれば幸いです!

すぐには覚えられないのは当たり前


まず、すぐに覚えられないことは当たり前だということを認識しましょう。
「仕事を早く覚えないといけない」と思いがちですが、そもそも仕事を覚える必要はありません。
覚えなくてもメモに手順が書いてあればそれを見るだけで済みます。

自分だけのカンニングペーパーを作りましょう。
メモにどの作業の手順がどこに書いてあるかすぐに分かれば、
何度も同じことを聞かなくて済みます。

人に読んでもらい分かりやすいものにするのではなく、
あくまでも自分が分かるように作れば大丈夫です。

メモを用意する

ポケットに入る縦開きの付け外し可能のメモ帳と付箋を用意します。

縦開きがいい理由は接客のマナーの先生の講義を受けたときに教えてもらったのですが、
横開きだと次のページをめくるスピードが遅くなってしまうからです。

調剤薬局事務は普通の事務とは違いデスクワークのみではないので、
レセコンを教えてもらったり調剤室で教えてもらったりするときにすぐポケットから出せるように小さいメモを持ち歩きましょう。

付け外しが可能なものを選ぶと後で類似内容のメモを見やすいように並び変えることができます。


メモを細かくとる


メモを取る時には素早くなるべく細かく書いていきます

「閉じる」、「終了を押す」というような細かい動作を教えてもらったときには、
普通に聞いていてもいざ自分で作業してみると分からなくなることは多いです。

細かいというところまで書いておくと何回も同じことを聞かずに済みます。

メモをまとめる

せっかくメモをとっていても以下のような状態の方は多いのではないでしょうか?

業務内に覚えようとすると逆に時間がかかります。

「慣れない仕事で家に帰ってまた仕事をしたくはない」という気持ちは分かりますが、
自分の時間を使って家や休憩時間にメモをまとめておかないと
どんどん分からないことが増えていきます。

分野が似ていることを近くに置いておくとより分かりやすいです。

↓のようにインデックスを付けてすぐ分かるようにしておくとgoodです。

「覚えていないことがあってもこのメモを開けばすぐ確認できる」という安心感があり、
必要以上に焦ることが少なくなります。


透明な付箋をインデックスとして使うことで付箋の下の文字も見えて、
別の場所に貼りかえるのも簡単になります。

メモの完成度を高めていく


最初は何の情報が必要か分からずすべて細かく書いていたことも
慣れてくるとそこまで細かい情報は要らなかったり、
逆に書いてなくて分からないところを聞いて書き足したりすると思います。

1度まとめて終わりではなく、
何度も情報を精査していくことで仕事の習得度も高まります

調剤薬局事務の仕事を覚える流れ

もう一度流れを見ておきましょう。

①仕事をしていて分からない箇所がある

②先輩に聞いてメモを細かくとる

③家で分かりやすくまとめておく

④次その仕事をするときには
まとめたメモを見ながら仕事をする

⑤何回も④を繰り返す

⑥自然と覚えていくのでメモを見なくても仕事ができる

いきなり他の人が何も見ないで仕事をしているからといって
同じようにしようとするのは、
①からいきなり⑥に飛ぶようなものです。

②~⑤を飛ばそうとして仕事を覚えようといているから
できないと感じてしまいます。

先輩は何も見なくてもできるのはもう慣れているから当たり前で、
その状態をいきなり目指してはいけません。

慣れていない新人のうちはしっかりこの過程を踏むことで
遠回りのように見えて一番短期間で仕事を覚えることができます

質問や観察をする


調剤薬局事務の仕事は大きな薬局でなければ
薬剤師1人に対して事務が1人の職場も多いです。

先輩に教えてもられることのできる新人のうちに
1人になることを想定しておくことが重要です。

事務が自分1人になったときに困る業務はないか考え、
質問したり先輩事務がしている作業を観察しておくと良いです。

全て覚えることは不可能


調剤薬局事務の基本の業務に関してはしっかりメモをまとめることで3ヵ月で習得可能です。

しかし覚えておいてほしいことは完全に習得することは不可能だということです。

調剤薬局事務の仕事は一度覚えたらずっと使える訳ではなく
法の改正や新薬が出ることやレセコンが変わることにより
今までの知識で通用しないことが多くあります。

診療科や先生が変わると覚えないといけないことも変わります。

10年以上働いている調剤薬局事務の方でも
「分からないことに出会うことは今でもある」
と言われます。

10年以上働いている人でも分からない事例があるということは
始めたばかりの人がすべてを分かろうとすることは無理です。

全てを覚えようとするのではなく7,8割覚える(メモを見れば問題なく仕事ができる)ことを目標にすることが建設的です。

調剤薬局事務の仕事は3ヵ月で習得可能

未経験で調剤薬局事務を始めた方も初めの時期に根気強くメモをまとめると3ヵ月程度で慣れることができます。

「慣れる」という感覚は人それぞれですが、
私は次するべきことの優先順位が分かることだと考えています。

全体を見て先回りしてすることが分かっていると一人前で、
次何をすればいいのか分からなかった新人の時期を脱すると思います。

調剤薬局事務をしている期間で一番辛いのが新人の時期なので、
少し大変ですが、メモをまとめる時間を積極的に増やしてほしいです。

メモをまとめる作業は多くていつまで経っても慣れないのではないかという気持ちになるかもしれません。

しかし、確実に調剤薬局事務の仕事をする上で役立つ作業です。

またそのメモが次の新人の方に教えるのに役立ちます。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。

ご覧いただきありがとうございました。


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ミミ|医療しごとナビゲーター
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