こんにちは!
実際に医療事務から薬局事務に転職した人の話を聞いてみたい!
このような方に向けて説明します。
私は人間関係が理由でクリニックの医療事務を辞めて、
何か経験を活かして働けるところはないかと探して、
薬局事務に転職しました。
医療事務から薬局事務に転職して、
病院と薬局の違いに驚いたことがいくつもありました。
そこで今回は
「医療事務から薬局事務に転職して驚いたこと」
について説明します。
それでは見ていきましょう。
私が医療事務から薬局事務に転職して驚いたことは、
1.薬の種類や数の多さ
2.保険証の取り扱い
3.待ち時間に対する考え方
の3つです。
クリニックで医療事務をしていたときは
院内処方ということもあり、
薬のピッキングや会計時に薬の説明について
簡単にする機会がありました。
なので他の院外処方の医療事務の人よりも
薬の仕事に携わってきたつもりでしたが、
クリニックと薬局では薬に関することが色々違ったので
特に驚きました。
順に説明していきます。
薬の種類や数の多さ
医療事務から薬局事務に転職して驚いたことの1つ目は、
薬の種類や数の多さです。
これは薬局に転職する前から分かっていたことではありますが、
やはり薬局では色んな診療科の薬が揃っているので、
クリニックで取り扱っていた薬の5倍~10倍くらい薬がありました。
同じ薬でも先発品とジェネリック医薬品があったり、
規格や剤型が違ったりして始めは混乱しました。
種類や数が多いので、年に1度の棚卸の作業のときは、
薬の数を数えるのが大変ですごく時間がかかりました。
薬に関して驚いたことは、
足りなかった分の薬を配達したり郵送したりしていることです。
クリニックでは足りなかった分の薬は、
後で取りに来てもらっていたので、
薬を配達したり郵送したりすることにかなり驚きました。
他にも薬の説明が丁寧であることや
薬剤師さんが薬を出した1人1人に薬歴という記録をつけていること、
そのためにどのような症状があるのか詳しく聞かれていたのだなという
ことを知りました。
保険証の取り扱い
医療事務から薬局事務に転職して驚いたことの2つ目は、
保険証の取り扱いの違いです。
病院では受付時に必ず月に1回は保険証を提示してもらっていましたが、
薬局では保険証を見せるのが当たり前でないことに驚きました。
薬局も病院と同じように月に1度レセプト請求をしていて、
保険証の情報が間違っていないかの確認をしないといけないのに、
患者さんに保険証の提示をお願いすると、
「病院でも見せたのになんでまた見せないといけないのか」と
反発されることが多かったです。
確かに処方箋の上の方に
保険証の情報は病院の方で入力してくれていますが、
その記号や番号の入力が間違っている可能性もあるので、
私が勤めていた薬局では必ず月に1度保険証を提示してもらうというルールが
ありました。
しかし、クリニックで働いていたときよりも薬局の方が
保険証の提示をお願いすることが難しく、
その違いに驚きました。
待ち時間に対する考え方の違い
医療事務から薬局事務に転職して驚いたことの3つ目は、
待ち時間に対する考え方の違いです。
実際薬局で働き始めて、
薬局の方が待ち時間にシビアであることが分かりました。
それは病院で待たされた後で薬局でも長く待たされていることからの
イライラであったり、
どの薬局に行っても薬や薬の説明がそこまで変わらないので、
患者さんが側が選ぶ立場にあり、立場が強いということもあったりして、
待ち時間に関するクレームが多いように感じました。
クリニックでも待ち時間が多いことから怒り出す人もいましたが、
その先生に診てもらいたいという人も多く、
我慢して待っている人が多い印象でした。
薬局ではより待ち時間に対しての考え方がシビアになるため、
スピードをより重視して仕事をしました。
クリニックから薬局に転職して感じたこと
私はクリニックから薬局に転職して、
薬局の方がよりサービス業に近いと感じました。
患者さんとの関係を考えたときに
クリニックでは対等に近い対応ができていましたが、
薬局では患者さんより立場が低く感じました。
薬局で働いている事務の方で、
クリニックで働いている事務の人は
言い方がきつく感じると言っている人がいましたが、
患者さんと対等で、薬局よりも強い立場であるという認識が
少なからずあるのではないかと思いました。
まとめ
今回は
「医療事務から薬局事務に転職して驚いたこと」
についてお話ししました。
1.薬の種類や数の多さ
2.保険証の取り扱い
3.待ち時間に対する考え方
これらの3つのことに驚きました。
クリニックでも薬の取り扱いには気をつけていましたが、
薬局ではより慎重に扱っていて、
ずっと薬局で働いている薬剤師さんや薬局事務さんにとっては
当たり前のことも
病院やクリニックで働く人にとっては全く当たり前ではないことに
気づきました。