こんにちは!
医療事務の仕事が気になっているけど、覚えることが多そうで不安
という方に向けて記事を書いていきます。
私は未経験から医療事務としてクリニックで勤務していたので、
当時、実務経験がないまま働くのが不安でした。
なので、今回は過去の自分に向けて書いていくイメージで書いています。
医療事務の実務経験がない人にも分かりやすく、「医療事務をする上で覚えておくこと」を解説していきます。
先に結論を言うと、
医療事務は仕事をしながら覚えることが多いです。
結論になってないと思われるかもしれませんが、
医療事務の働き方は、その病院、クリニックで全く違うので、
出勤してから学んで覚えることがほとんどだからです。
ただ、これだけだと何の解決にもならないので、
初出勤までに最低限押さえておきたいポイントを解説していきます。
この記事を読めば、
- 医療事務を始めるときに最低限覚えるべきこと
- 医療事務をする上で知っておくといいこと
などが分かります。
保険証の見方
まずは、保険証の見方を勉強しておきましょう。
医療事務の資格を持っている人は勉強済みだと思いますが、
保険証にも様々な種類があります。
国保、社保、公費も受給者証の見方をある程度知っておくと、
実際入社してから教える人の負担を減らすことができます。
入社して初日は受付で保険証を受け取ったり問診を渡したりする職場が多いと思います。
自分や家族の保険証を見て、
- 本人、家族の違い
- 記号、番号が書いてある場所
を見て勉強しておきましょう。
という人は、
難しい資格ではないので、サクっと取得してしまいましょう。
ユーキャンの医療事務講座であれば、
約4か月の勉強時間で医療事務の資格をゲット
また、自宅受験でテキストも見ていいので暗記に自信がない人でも安心して試験に望めます。
病院・クリニックの情報
患者さんは新人、ベテラン関係なく受付にいる人に質問します。
今日は何時まで?
何曜日の診療はしている?
などこれから勤める病院・クリニックに関する基本情報を聞かれたときにすぐ答えられるようにしましょう。
聞かれて答えられないでいると、
患者さんからも先輩事務員からもあまりいい印象を受けません。
なので、入社前までにはホームページに書いてあるような基本的なことを覚えておくことをオススメ
します。
電話の取り方
今まで電話に出る機会がなかった人は基本的な電話応対について覚えておく必要があります。
電話の内容は、
- 予約がある職場では予約に関すること
- 薬の飲み合わせ
- 忘れ物
- 受付時間に関すること
- 新患の人であれば○○の症状で診てもらえるかの問い合わせ
など様々です。
初めのうちはあまり電話にでる機会はないかもしれません。
しかし、いつ出てほしいと言われるか分からないので、
急に電話に出て「病院名、名前」が言えるように練習しておく必要があります。
電話の言い回しも慣れていないと難しいので、
「電話応対 練習」などで検索して練習しておくといいでしょう。
会計の仕方
細かいルールはその職場ごとで違いますが、基本的な会計(レジ)の仕方やルールは押さえておきましょう。
特に今までレジをしたことがない場合、お金の受け渡しに戸惑うと思います。
よくある言い方の間違いの例をあげます。
「会計は○○円になります」
という言い方は「~になります」という言い方が不適切です。
「~になる」とはある状態から変化してそうなったことを言うので、
会計が変化したわけではないので誤った言い方です。
「会計は○○円です」
「会計は○○円でございます」
などが正しい言い方です。
他にも会計の際に間違いやすい言葉があり、
そのような言葉遣いをすると正しい言い方を知っている人からすると違和感を感じてしまうので、
会計での正しい言い方や受け渡しの方法をあらかじめ勉強しておくことが重要です。
まとめ 医療事務の仕事はその場で覚えることが多い
医療事務は一般事務と違い、
接客+事務であることや
パソコンも医療用のパソコンで戸惑う人がほとんどです。
また職場ごとに決まりも働き方も全く変わってくるので、その場で覚えていくことがほとんどです。
だからといって、「その場で覚えればいいな」という気持ちで行くと、
あまりにも基本的なことから教えないといけない状況に、
先輩事務員からすると、「忙しいのになんでこんな基本的なことから教えないといけないの」と思われかねません。
初めに迷惑をかけるのは仕方ないことですが、
ある程度対策して今できる勉強をしておくことで
「やる気があるな」
「教えがいがあるな」
というように好印象で仕事をスタートできます。
多少仕事の覚えが悪くで仕事ができない人でも
普段から明るく自分からコミュニケーションをとれる人には先輩事務員も優しいです。
それに対して暗い雰囲気の人が少しのミスをすると周りの当たりは厳しくなります。
なのでその点も踏まえて固くなりすぎず、
基本的なことは自分で勉強をして
その場でコツコツ仕事を覚えていきましょう。