皆さんはネットショッピングしますか?私は楽天のお買い物マラソンの時は何か買うものないかな?と余計に探してしまってなんだか気づくとクレジットカードの支払い額を見て少しびっくりしてしまうことがあります。
今回読んだ本では、販売側の物を売るための文章術の本ですが、買う側でも今買わないといけないという気持ちにさせられていたのに理由があることを学びました。
今回は、ポチらせる文章術 を読んだので感想を書いていきます。
この本は、作業着のお店に勤める「いろはちゃん」が広報担当になり広告を作るけど全然売れなくて、
コピーライターの作者に売れる広告について教えてもらい学んでいくという流れで進んでいきます。
会話形式で話が進んでいくので、サクサク読めました。
広告業の人向けの話でしたが、いくつか私も勉強になる部分があったのでまとめていきます。
メリットとベネフィットは違う
本の中で、防寒着を買う人は「何がほしいのか」について書かれていました。
防寒着を買う人は「防寒着そのもの」が欲しいわけではなく、
防寒着によって寒さから身を守り「快適に仕事ができる」ということを求めています。
なので、その快適に仕事ができるというベネフィットに注目してコピーライティングを考えることが必要です。
メリットは新素材であることやカッコイイデザインであることなどを指します。
メリットとベネフィットは違うということを知りました。
ベネフィット=お客さんが欲しい結果(ハッピーな未来)
メリット=ベネフィットが手に入る理由
単に物を売るのではなく、その物を買うベネフィットについて考えて商品を紹介するということがどんな商売でも大切だと思いました。
今すぐ動いてもらう理由や条件を伝えることが大事
本の中で営業トークを架空のお客さんに向けてしてそれを書き起こしてコピーライティングをするという手法が紹介されていました。
キャッチコピーから順番にベネフィットを紹介して最後に今すぐ動いてもらう理由や条件を伝えることが大事だと学びました。
思い返してみると、「今買わないといけない」と思わされて買うことは多いです。
楽天で買い物をするときも何日までポイント何倍と書かれていたらそれまでに買わないと!
という気持ちになり買っていました。
前にハンドメイド商品をフリマサイトで売っていたときには、
商品の説明をして終わっていたので、物を売るという営業を全くしていなかったなと思いました。
4段階の商品認知ステージを意識する
お客さんはその商品を知っていて「その商品が欲しい」という明確な目的があって買う場合や
商品のことはよく分かってないけれどなんとなく「ダイエットに良い商品がないかな」という場合など
売ろうとしている商品に関する知識の幅はお客さんによって違います。
その商品に関する知識の幅の違いをこの本の中では4段階にして解説されていました。
商品認知ステージの4段階
①その商品が欲しい。めっちゃ興味を持っている。
②その商品を少し知ってるけど、まだ欲しくはない
③ベネフィットには興味があるけど、その商品を知らない。
④まったくの無関心。
この認知ステージは考えたことがなく、
それぞれの認知ステージに合った手法のコピーを考えないといけないことが分かりました。
分かると使えるは別物
この本を読んで物が売れる広告について学びました。
商品認知ステージが4段階あることやそれぞれに合った営業の仕方があることを知って、
コピーライティングはただ商品を紹介するだけのものではなく、とても奥深いなと思いました。
この本自体はとても分かりやすかったのですが、それを自分で書いてみるとなるとまた別で、
難しいなと感じました。
商品認知ステージまで考えてコピーを考えれると本当に広告業という感じがします。
その商品で得られるベネフィットを伝えるということは、
少し見方を変えたり実際その商品を使うのを想像したりすることですぐ実践できるので商品の紹介をする時に意識していきたいです。
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