こんにちは!
今回は、『お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか』という本を読んで、
知らなかったことや今後役立てたい!と思ったことをまとめていきたいと思います。
この本は本屋で見かけて、タイトルがキャッチーで面白そうだなと思い選びました。
私は、普段から部屋を片付けるのが好きで、
なんとなく部屋がきれいだと考えていることがすっきりするなと感じていたので、
そういったことが、お金が貯まりやすいことに繋がっているのかなと考えていました。
この本を読んで知っていることや普段から意識してやっていたなということもありましたが、
知らないこともたくさんあったので、備忘録として残しておきます。
「〇万円の壁」を気にする落とし穴
よく扶養内で働きたいと話す人の「〇万円を超えたら扶養が外れるから超えない範囲で働きたい」という
「〇万円の壁」の問題をよく聞きますが、あまりよく理解していなかったので、
本の中で分かりやすく図にしてまとめてあり、勉強になりました。
扶養の種類は所得税と社会保険の2つあり、
それぞれに年収いくらを超えると払わないといけないかが違うので、
「〇万円の壁」というのは2種類だけかと思っていました。
しかし、住民税や配偶者控除の問題もあり、
「〇万円の壁」というのは、100、103、106、130、150、201とあり、
かなり複雑なんだということが分かりました。
・税金を払いたくなければ100万円以下にすればいいこと
・150万円以上稼げるのなら「〇万円の壁」の問題を気にしなくていいこと
・「〇万円の壁」を気にするよりも稼げるだけ稼ぐほうがトータルで得
ということを本から学びました。
地位材と非地位材について
地位材と非地位材の違いについて本の中で紹介されていました。
地位材
周囲との比較により満足を得るもの
所得、社会的地位、物的財
幸福の持続性が低い
非地位材
他人との相対比較とは関係なく幸せが得られるもの
健康、自主性、社会への帰属、意識良質な環境、自由、愛情
幸福の持続性が高い
結婚は捉え方次第で地位材にも非地位材にもなるのは面白いと思いました。
人間の幸福度を下げる要因は「慣れ」と「比較」と言われています
いくらお金があっても満たされないのは、
お金がある状態に慣れてしまうことと、
他人と比較できる地位材に目を向けてしまっているからだと知り納得しました。
ついつい地位材に目を向けて他人と比べてしまうことがありますが、
これからは非地位材にこそ焦点を合わせないといつまでも幸福感を得られにくいということが分かりました。
しかし地位材も個人の変化や競争して生き残るために重要なものだというのが、
どちらも大事だけど地位材ばかりに執着しないようにしないといけないという学びになりました。
名言が響いた
著者の方はなかなか行動に移せない人に対して、
そんな言葉を聞くたび、ローマの政治家、哲学者、詩人であるセネカの名言
「難しいからやろうとしないのではない。やろうとしないから難しくなるのだ」を思い出します。
と書かれていました。
このセネカの名言がとても心に響きました。
「やろうとしないから難しくなるのだ」というのは、
本当にその通りだと思いました。
投資や確定申告など自分でするまではすごく難しいものだと思っていましたが、
実際やってみると意外と難しくないということが分かり認識が変わるということを経験してきて、
この名言は今後も頭の隅に置いておきたいと思いました。
まとめ
今回は『お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか』を読んだ感想について書きました。
普段から部屋をきれいにしていましたが、
より不要なものを減らす努力をしてきたいなと感じました。
この本は、1つ1つの見出しがキャッチーで読みたくなるのが素晴らしいなと感じました。
FPとして講演なども多くされていて多くの人にどのように伝えると伝わりやすいのを熟知しているからこそ、
文章がわかりやすく、するする読めました。
私もこのような文章が書けたらいいなと思いました。
投資も長く続けることを意識してこれからも頑張りたいと思えたし、
キャリアアップのことも真剣に取り組みたいです。
今回読んだ本はこちら↓