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防火管理者講習とは?受講前に知っておきたい流れ・服装・持ち物・注意点まとめ

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こんにちは!
今回は、防火管理者講習を受講してきた感想と、これから受ける方へのアドバイスをまとめてお届けします。

私はドラッグストアの店長職に必要な資格だったため、今回「甲種防火管理者講習(2日間)」を受けてきました。
🎥 この内容は動画でも解説しているので、あわせてご覧いただけると嬉しいです!

防火管理者講習とは?

防火管理者講習は、商業施設や事業所など、人が多く出入りする場所において防火管理者として選任されるために必要な講習です。

講習には「甲種」と「乙種」があり、施設の規模によってどちらを受けるべきかが決まります。

種類対象施設講習日数
甲種延床面積300㎡以上の施設2日間
乙種延床面積300㎡未満の施設1日間

自分の職場に必要な種別がわからない場合は、あらかじめ消防署に確認しておくと安心です◎

講習当日の流れと雰囲気

私が受けたスケジュール(甲種2日間)

  • 1日目
    10:00〜12:00 防火管理の制度と意義
    13:00〜15:00 火気の取り扱いと出火防止対策
    15:10〜16:40 設備の管理・維持
  • 2日目
    09:50〜12:00 自衛消防の概要
    13:00〜15:00 防火管理の進め方・消防計画の作成
    15:10〜15:55 効果測定(試験)+修了証の交付

会場の雰囲気は?

  • 私が行った会場には約80人ほど参加しており、40〜50代が多かったですが、若い方もちらほらいました。
  • 服装はスーツの人もいれば普段着の人も。私は落ち着いた私服で参加しましたが問題なしでした。
  • 基本的には講師の話を聞くだけで、グループワークや実技などはありません。
  • 薄暗い会場で、ずっと座って講義を聞いているのが正直ちょっとつらかったです…。

持ち物と受講料

講習の案内や主催団体のサイトに、持ち物として下記のように記載されていました。

▶️ 持ち物(これがあれば安心!)

会場によって細かい指定は異なりますが、以下を持っていけば安心です👇

  • 受講票(事前に郵送または印刷。
    ※電子申請された方は、講習当日に会場で配布されるケースもあります)
  • 筆記具(ボールペン・シャーペン・消しゴム)
  • ラインマーカー(出題ポイントのチェックに便利!)
  • テキストを入れる袋やA4が入るカバン
  • 本人確認書類(運転免許証など)

特に筆記具については、地域によって「黒ボールペン指定」だったり「シャーペンOK」だったりと対応が異なるため、どちらも持参しておくと安心です◎

配られる「受講のしおり」には注意点あり!

講習開始時に渡される「受講のしおり」には、

私語や居眠りなど、受講態度が悪い場合は修了証を交付しません。

という注意書きが書かれていました。私は後半かなり眠くなってしまいましたが(汗)、なんとか必死に起きて聞いていました…!

効果測定(試験)の内容とコツ

私の会場では…

  • テキストの持ち込みOK
  • 3択10問で6問以上正解で合格
  • すべてマーカーを引いた箇所から出題
  • 講師の読み上げによる自己採点式

試験自体は20分間ですが、ほとんどの人が15分くらいで終わっていました。講師が「ここ出ます」と言ってくれるスタイルだったので、マーカーさえちゃんと引いていれば安心でした。

おすすめの工夫
マーカーを引いたページの「角を折っておく」と、試験のときにすぐに該当ページを開けてスムーズでした!

ただし!効果測定の形式は会場によって違うことも!

以下のような声も寄せられています:

  • 東京消防庁では20問のマルバツ式、テキスト持ち込み不可
  • 高槻では講師が採点を行い、点数が足りないと補講になる
  • 宮城ではマーカー箇所を教えてもらえず、自分で要点を拾う必要あり

会場や地域によってルールが異なる場合があります!
申し込み前に、主催団体のHPで「試験の形式」や「持ち込み可否」を確認しましょう。

受講料と修了証について

私が受講したときの費用は8,000円(税込)でした。地域や主催団体によって異なるので、申込時に確認が必要です。

修了証は、講習終了後その場で交付されました!

資格の有効期限と「再講習」の必要性

防火管理者講習は、基本的に一度取得すれば有効期限なし!更新も不要で一生有効です✨

ただし、以下のようなケースでは再講習の受講が義務づけられています:

  • 防災管理者として選任される場合
  • 一定規模以上の防火対象物や事業所で防火管理者を務める場合

このような場合は、5年ごとの再講習が必要です。勤務先の規模や要件に応じて、消防署に確認しておくと安心です。

申込みは早めがおすすめ!

私が受けたときも、申込み開始からすぐに満席になっていました。人気の会場ではすぐ定員になるため、申込み開始日のスケジュールは要チェックです!

おわりに

防火管理者講習は、しっかりマーカーを引いて話を聞いていれば、そこまで難しい内容ではありません。

ただし、会場によって試験の形式や厳しさに差があるので、事前の確認は必須です!

「いつか必要になるかも」という方も、一生使える資格なので早めの取得もおすすめですよ🌿

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ミミ|医療しごとナビゲーター
『医療しごと入門帖』は、医療事務・薬局事務・登録販売者など、医療や薬に関わるお仕事をやさしく紹介するブログです。 資格の勉強だけでは見えにくい、現場でのリアルな仕事の様子や、実務に役立つ情報を発信しています。 初心者さんにも分かりやすく、やさしい言葉とあたたかい視点でお届けしていきます。
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