昨年、調剤薬局事務から登録販売者に転職をしました。
その理由や経緯はまた別に書く予定なのですが、
まず「良かったこと」を書いてまとめていきたいと思います。
この内容は動画でもご視聴いただけます!
ぜひ登録販売者になるか迷っているという方に読んでいただきたいです。
給料が良くなった
転職して良かったことの1つ目は給料がよくなったことです。
先ほど書いたように前は調剤薬局事務をしていました。
その時の給料は、
手取り:15万
ボーナス:なし(今後も一切なし)
残業代:なし(事務は残業してはいけませんでした)
昇給:数千円
というような感じでした。
ドラッグストアに勤務してからは
手取り:18万(資格手当含む)
ボーナス:数か月しかまだ働いていないのに少しもらえました
残業代:?(ほぼ残業ななく、まだ申請の仕方などよく分かっていません)
昇給:?(まだ1年経っていないので)
まだよく分かってない部分が多いのですが、
手取りとボーナスを見ていただけるとその差が歴然です。
登録販売者の資格手当が出るのもありがたいです。
金銭的に余裕が出てきたのが大変嬉しく、調剤薬局事務を辞めて転職して良かったと感じています。
日用品、一般用医薬品に詳しくなった
登録販売者になって良かったことの2つ目は、ドラッグストアにある商品に詳しくなれたことです。
ドラッグストアの仕事の中で商品を見る機会はたくさんあります。
レジをして「この商品よく売れているな」と知る
商品を補充して「この商品の減りは早いな」と気づく
商品の並びを入れ替えときに色んな商品を知る(棚替えといいます)
その中で今まで消費者としてドラッグストアを利用している際には目に入らなかった商品を知り、日用品や一般用医薬品の知識が自然と増えていると実感できます。
そしてその知識は自分自身の生活で活かせていると感じます。
例えば、私は乾燥肌なのでいつも皮膚科でもらっている薬を使っていました。
市販薬を自分で選んで買っていかれる多くのお客様を見て、
「この市販薬売れているし使ってみようかな」と思いました。
実際使ってみて皮膚科にいけないときには市販薬で代替えできることもあると実感できたし、
お客様に案内するときも使ったことのある商品だと自信をもって案内できました。
自分の選択の幅が広がっていると感じたことがとても嬉しく感じています。
調剤薬局事務をしているままでは医療用の医薬品のことの知識が多く増えていくだけで、
自分の生活に活かせているとあまり感じませんでした。
登録販売者になり、実生活で役立つ日用品や市販薬の知識を得ることができたことが良かったと感じています。
落ち着いて仕事ができるようになった
登録販売者に転職して良かった3つ目は、落ち着いて仕事ができるようになったことです。
調剤薬局事務をしている頃は、「迅速に間違いなく」仕事をしないといけませんでした。
1つでも入力ミスがあるとそのことが原因で重大な医療過誤を起こしかねないからです。
これは大げさに言っているわけではなく、
事務が間違って入力するとその間違いに気づかず薬剤師がそのまま薬を出してしまうということは多くあります。
「自分のせいで患者さんの健康に悪い影響を与える可能性がある」という環境は精神的にストレスを感じていました。
また、少人数の従業員でなるべく早く薬を出さないといけないこともあり常に焦って仕事をしていました。
少人数の薬局ということもあり、あまり気軽に休みの希望を出すこともできませんでした。
ドラックストアに転職してからは、
市販薬のアドバイスをすることで少なからず健康に影響はあるけれど、
お客様自身で決めて買っていかれるケースがほとんどのため前ほどには気負う必要がなくなりました。
また、ドラッグストアには正社員、パート、アルバイトと多くの人が働いていて「自分がいないと店舗がまわらない」という環境ではないことも精神的に落ち着いて仕事ができている理由ではないかなと感じています。
正社員が私1人しかいないという時間はあるけれど、パートの方の多くが経験豊富で頼りになるのでとてもいい環境にいるなと思います。
レジでは間違えないように早くすることが求められ、ミスをすることもたまにありますが、間違えても命に係わるわけではないので前に比べると気は楽です。
落ち着いて仕事ができるようになって、登録販売者になって良かったと思います。
まとめ 迷っている人には登録販売者になることをおすすめしたい
今回、調剤薬局事務から登録販売者に転職して良かったことをまとめていきました。
全て前職の調剤薬局事務と比べて「良かった」と思うことなので、
給料など見て「あまり良くない」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、私は思い切ってドラッグストアに転職して良かったと思っています。
調剤薬局事務や医療事務をしている方で登録販売者になることを迷っているという方がいたらぜひチャレンジしてもらいたいです。
今後も自分の経験を活かして医療事務、調剤薬局事務、登録販売者などの仕事についてまとめていきたいと思いますので、またよければ他の記事もご覧ください。