このような方に向けて解説します。
この内容は動画でもご視聴いただけます!
結論から言うと「薬局事務資格より医療事務資格を取った方が良い」です。
医療事務から薬局事務に転職した経歴がある私は医療事務資格だけ持っています。
私は、これから薬局事務を目指す人も医療事務資格を取った方が良いと思っています。
それは認知度や勉強範囲、将来性を考えると
薬局事務資格ではなく医療事務資格の方がコストパフォーマンスが良いからです。
この記事では、薬局事務資格より医療事務資格を取得した方が良い理由を3つ解説します。
調剤薬局事務資格は比較的新しく認知度が低い
薬局事務資格は医療事務に比べて認知度が低いです。
調剤薬局事務の資格は医療事務の資格講座で儲けた資格講座の会社が
調剤薬局事務の資格の資格講座を作ったと言われています。
調剤薬局事務資格は医療事務ほどメジャーではなく、
資格としての歴史も短いです。
私は前に勤務先の薬局で「資格は持っていますか?」と何人かの薬局事務の先輩に聞いてみたことがあります。
薬局事務で医療事務資格を持っている人はいても
薬局事務資格を持っている人はいませんでした。
おそらく面接官も医療事務資格は持っていても調剤薬局事務の資格を持っている人は少なく、
調剤薬局事務の資格を持っていると言われてもどこまでの内容を学んでいるかが想像しづらいのではないかと思います。
薬局事務資格は資格としての歴史が浅く認知度も低いため、
せっかく取得しても上手くアピールしずらいため医療事務資格を取得した方が良いです。
医療事務資格は薬局事務資格の内容を含む
調剤薬局事務資格より医療事務資格を取った方がいい理由は、
医療事務の内容を学べば薬局事務の内容をカバーできるからです。
資格講座の費用は決して安くはありません。
講座と試験費用は別にかかることも考えると慎重に講座を選びたいですよね。
同じような費用であるなら薬局事務の講座を受けるよりも医療事務の講座を受けたほうがコストパフォーマンスがいいと考えています。
あえて狭い範囲の薬局事務を学ぶよりも医療事務の勉強をした方がお得です。
薬局特有のことはテキストで学べば大丈夫です。
独学だと分かりづらいレセプトや保険のことは医療事務講座で学び、
薬局のことはテキストで学ぶのが、
一番時間的にも金銭的にも最適解です。
医療事務の求人にも応募しやすい
薬局事務資格より医療事務資格が良い理由の3つ目は
医療事務資格を取っておけば医療事務、薬局事務のどちらの求人にも対応できるからです。
将来医療事務として病院、クリニックで働こうと思ったときに
医療事務資格を取っておくた方がいいからです。
将来でなくても今転職活動をしていて
希望条件が合う医療事務求人を見つける可能性もあります。
なのでわざわざ狭い範囲の調剤薬局事務資格よりも
医療事務資格を取っておく方がいいです。
薬局事務のテキストが必要な理由
薬局事務の本はなんで必要なの?
私も以前まで医療事務資格さえとればレセプトや保険について学べて、
資格のみ取ってといて後は実務で覚えていくしかないと思っていました。
実際私もそのようにしてきたので、
わざわざテキストを買う必要はないと思っていたけれど、
'20-'21年版 調剤報酬事務<よくある疑問>がすっきりわかる本 [ 鹿村恵明 ]
のテキストを見て、
「こんなに薬局の用語や仕組みが丁寧に分かるのなら入社前に見ておいたら良かった」
と思いました。
未経験で薬局事務になって苦労していた自分も周りの人も
テキストを読めばより最初から薬局の業務について理解できて
仕事により早く慣れることができたのではないかと思いました。
薬局事務の通信講座を受けた方が詳しく書いてあるのかもしれませんが、
やはり費用が高く気軽にオススメできるものではありません。
なので独学では難しい保険、レセプトは講座で学び、
薬局業務はテキストで学ぶことを勧めています。
まとめ
今回は薬局事務を目指すなら薬局事務資格を取るよりも医療事務資格を取る方が良い理由について解説しました。
薬局事務資格と医療事務資格で迷った場合は上記の理由から薬局事務志望であっても医療事務資格が良いです。
費用をあまりかけられない場合は医療事務資格の方がコストパフォーマンスが高くおすすめできます。
他にも薬局事務について記事を書いていますのでぜひご覧ください。