調剤薬局事務に向いている人の特徴7選|現場経験からわかったこと
「調剤薬局事務に向いている人ってどんな人?」
この記事では、実際に薬局で働いた経験から感じた「向いている人の特徴」を7つご紹介します。
新人さんをサポートしたり、周りの事務スタッフを見ているうちに、
このタイプの人は薬局事務にぴったりだなと感じることが増えてきました。
未経験でチャレンジを考えている方や、転職を検討中の方にとって、この記事が少しでも参考になればうれしいです。
「思っていたのと違った…」と入ってから後悔する人も、実はけっこう多いんです。
できるだけミスマッチを減らすためにも、薬局事務がどんな仕事なのか、どんな人に合っているのかを、あらかじめ知っておくのはとても大切です。
1. 人と接することが好きな人
事務といっても“接客が中心”なんです
「事務」と聞くとパソコン作業のイメージが強いかもしれませんが、調剤薬局の事務は接客がメイン。
だいたい接客7割、事務3割くらいのバランスです。
受付、問診、会計といった「患者さんと関わるお仕事」は、薬局事務の大切な役割です。
体調が悪い患者さんに、そっと寄り添う気持ち
薬局に来る方は、体調不良や不安を抱えていることが多く、
- 熱があってつらい
- 病院で納得のいく説明がなかった
- 長時間の待ち時間で疲れている
といったネガティブな気持ちを持っている場合も。
そんなときに明るく丁寧に対応できる人、人と接するのが好きな人はとても向いています。
2. パソコン操作が得意な人
調剤薬局では、処方箋の内容を専用のソフト(レセコン)に入力する作業があります。
正確さとスピードが求められるため、基本的なパソコンスキルがあると安心です。
- Excelで日々の売上管理
- Wordでの書類作成
など、他の事務作業も意外とあります。
ブラインドタッチができるとさらにスムーズに働けます。
エクセルの表計算が使える人は重宝されるので、パソコン操作に慣れている人は強みになります。
3. 小さなことにも気づき、丁寧に作業できる人
調剤薬局の仕事は、患者さんの健康に関わる大切なお仕事。
ちょっとした入力ミスが、大きなトラブルにつながることもあります。
- 処方箋の内容を正しく入力する
- 薬剤師さんの指示をきちんとサポートする
- 調剤内容に間違いがないか確認する
こういった場面で、「あれ?いつもと違うかも…」という気づきができる人、丁寧に正確に仕事ができる人はとても向いています。
4. 指示をしっかり聞いて動ける人
調剤薬局事務は、薬剤師さんのサポート役。
基本的には、薬剤師の指示に従って動くことが求められます。
薬剤師さんの中には個性的な方もいますが、納得できないことがあっても自己判断せず、きちんと確認する姿勢が大切です。
指示をしっかり聞いて行動できる人は、信頼される事務スタッフになれます。
5. 掃除や整理整頓が苦ではない人
薬剤師さんは専門業務が多いため、掃除や整理整頓は基本的に事務の役割です。
- 開店前の掃除
- 休憩明けの清掃
- 退勤前の片づけ
…と、1日に何度か掃除をする場面があります。
また、薬局には保管書類も多いので、整理整頓が得意な人はかなり重宝されます。
6. 柔軟に対応できる人
調剤薬局の現場は、急な対応や同時進行が多いのが特徴です。
レセコン入力中でも患者さんの対応が必要、
その間に電話が鳴って、プリンターが止まって、さらに来局者が増えて…
こんなふうに、予想外の出来事が日常的に起こります。
それを落ち着いて捌ける人、臨機応変に行動できる人は向いています。
7. 立ち仕事が苦にならない人
意外かもしれませんが、薬局事務はずっと座っている仕事ではありません。
受付・会計・棚整理・掃除など、動き回る時間も多く、特に忙しい店舗では、休憩時間以外ずっと立っていることもあります。
新人さんは率先して動く機会が多いので、立ち仕事に抵抗がない人に向いています。
まとめ
今回は、調剤薬局事務に向いている人の特徴7つをご紹介しました。
「これも向いてるよ!」という声もあると思いますが、まずはこの7つを参考に、自分に合うか考えてみてくださいね。
「薬局事務に挑戦してみたいけど不安…」という方にとって、この記事が少しでもヒントになればうれしいです。
他にも薬局事務のお仕事についての記事を書いているので、ぜひあわせてチェックしてみてください♪
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