調剤薬局事務のおすすめ本を紹介します。
- 未経験から調剤薬局事務になるのが不安
- 薬局の仕事で覚えたらいいことを知りたい
- 薬局事務として働いているけれど分からないことが多い
これらの悩みは「本で薬局の仕事の基礎を学ぶ」ことで簡単に軽減できます。
私は医療事務から薬局事務に転職しましたが、薬局で働くのは初めてですごく不安でした。
実際に医療事務と薬局事務では使う知識も違い、薬局についての知識が乏しく新人の頃は先輩事務員に迷惑をかけてばかりいました。
今となって考えると積極的に薬局事務について学ぼうとしていなかったことを反省しています。
薬局で働きたいなら薬局のことを勉強する必要があります。とはいえ薬局の仕事に詳しくないと「どの本を選ればいいの?」と迷ってしまいますよね。
そこで今回は、薬局の仕事に学びたい人に向けて、オススメの調剤薬局事務の本を紹介します。
ゼロから調剤薬局事務を勉強したい人向け
今発売されている調剤薬局事務の本の中で一番自信を持ってオススメできる本です。
なんと言っても前ページカラーで見やすくてイラストや図が多いので、
全く薬局業務について知らない方が見ても理解しやすいです。
多くの調剤薬局事務の本は2色刷りで、
内容も少し薬局のことについて知っている人でないと分かりにくい内容であるのに対して、
『ユーキャンの調剤事務お仕事マニュアル』は初心者に優しい内容で非常に見やすいです。
受付や保険知識、薬の知識などとにかく丁寧で分かりやすいので、
「薬局事務について勉強してみたい」という人はまずこの1冊読めば大丈夫です。
令和4年度の診療報酬改定にも対応しています。
第1章 薬局業務の基礎知識
第2章 処方せんと薬の基礎知識
第3章 受付業務と調剤補助業務の基礎知識
第4章 レセプト業務の基礎知識と実践知識
私がこの本で一番感動したのがレセプト業務について画面の写真も含めて説明している点です。
手書きのレセプト練習のページを設けている本が多いのに対して、
この本はレセプトを実際送るときの方法について説明しています。
医療事務や薬局事務をする上でレセプト業務が一番できるか不安という人が多い中で、
実際の画面の写真もあって説明しているのが仕事のイメージができて分かりやすいです。
実際私は月に1度のレセプト業務を覚えるのに苦労したので、
私が薬局事務を始めたときにもこの本があればよかったなと思いました。
初心者向けの薬局事務の教科書
もし近くの書店で1番目に紹介した『ユーキャンの調剤事務お仕事マニュアル』がない場合に、
次にオススメできる調剤薬局事務の初心者向けの本です。
前回の改定の時の本も非常に見やすく、今回の令和4年度版の本も分かりやすかったです。
他の本に比べて令和4年度の改定から月日が経過してからの発売ということもあり、
改定の内容についても丁寧に解説されています。
2色刷りではありますが、イラストがあり、
保険制度や薬について初心者にも分かりやすくまとめられています。
薬局で必須知識の公費について学ぶ本
薬局の仕組みや調剤報酬について知ることも大事ですが、
それと同じくらい大事なのが公費について学ぶことです。
公費は患者さんの医療費を国や地方自治体が負担する制度ですが、
公費の内容や申請方法が公費によって変わってくるので、
薬局事務をしていても苦手意識を持っている方は多いです。
苦手意識を持ちやすい公費の知識について分かりやすく解説されている本です。
カラー印刷で図解やイラストも多いので医療事務の学生さんや患者さんでも分かるような内容で分かりやすいです。
調剤報酬のことを別で学んだ後に、プラスで勉強したい人にオススメできる公費の入門書です。
まとめ
今回は調剤薬局事務のオススメ本を紹介しました。
何冊か紹介しましたが、迷ったら最初に紹介した『ユーキャンの調剤事務お仕事マニュアル』の1冊あれば十分です。
現在発売されている調剤事務の本でこの本以上に分かりやすいものはないです。
初めての仕事はとにかく不安ですよね。
仕事内容、人間関係、本当に仕事ができるようになるのか、続けられるのか・・・
挙げるとキリがないくらい不安は尽きません。
そのようなときに書籍から学ぶことでこれから身に着けていく業務内容や知識を先に知っておくことで、
不安をやわらげ、実務にも役立つことができることができます。
私は薬局事務の仕事に慣れた頃にいくつか書籍を読んでみて、
薬局事務を始める前に書籍で学べばよかったと思うことがたくさん書いてありました。
本でこんなに綺麗にまとまっていたんだ・・・!
と嬉しいような少しがっかりしたような・・・
なので今から薬局事務を始める方にはぜひ数千円の自己投資と思って自分に合いそうな書籍を1冊手元に持っていてほしいなと感じます。
業務の理解も早くなり、早く仕事に慣れることができるので、職場で頼られる機会も増えてきます。
職場での居場所も出来て、居心地はかなり良くなります。
そして仕事に慣れることで心に余裕ができるので自分のプライベートの時間も楽しむ余裕ができます。
残業が少ない薬局事務はプライベートと仕事を両立できる点がいいところですよね(^^)
また、薬や保険の知識など薬局の仕事で得た知識は日々の生活にも役立てることができます。
始めの時期に調剤について書籍で学ぶ→早く仕事に慣れることでプライベートも楽しむ余裕ができる
という良い流れを短期間で作ることができます。
皆さんの参考にされば幸いです。
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