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経験ゼロで働き始めた私の話|最初の1ヶ月をどう乗り切ったか

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医療事務の資格を取ったものの、実務経験ゼロの状態でクリニックに就職した私。
今回は、そんな私が最初の1ヶ月をどう乗り越えたかについて、リアルな体験を交えながらお話しします。

これから医療事務として働き始める方や、今まさにスタートしたばかりの方に、少しでも参考になればうれしいです。

※この記事には、商品の参考リンク(アフィリエイトリンク)を含みます。気になる方は参考程度にご覧くださいね。

分からないことだらけのスタート

初出勤の日から、分からないことの連続でした。
患者さんへの応対、カルテの扱い方、レセコン操作、電話対応…。
教えてもらうことすべてが初めてで、頭の中は常にいっぱい。
毎日「これで大丈夫かな?」と不安でたまりませんでした。

でも、そこで大事だと感じたのは、分からないのは当然だという気持ちを持つこと。
最初から完璧にできる人なんていないと、自分に言い聞かせながら乗り越えていきました。

とにかくメモ!

分からないことや、教わったことはすべてメモしました。
しかも、ただメモを取るだけではなく、昼休みや帰宅後にそのメモを見直して、
分かりづらい部分を整理したり、追記したりすることを習慣にしていました。

ポケットに入るメモ帳を活用

ここで私が特におすすめしたいのが、ポケットに入るサイズの縦開きリングメモ帳です。
大きなノートを持ち歩く人もいましたが、実際の現場では、
すぐに取り出して、すぐにメモできるかがとても大事でした。

ポケットにすっと入れておけば、分からないことが出た瞬間にすぐ確認できますし、
患者さんの前でも目立たずにチェックできるので、安心感も違います。

私が使っていたのは、リヒトラブのオープンリングノート(メモサイズ)です。
シンプルな黒や白を使っていましたが、最近はかわいいパステルカラーも出ているようで、見ているだけでも気分が上がりそうです!

▼リヒトラブ オープンリングノート メモサイズ リーフの例はこちら

(※リンクは参考用です。近くの文房具店や本屋さんにも置いてあると思うので、ぜひ実物を手に取ってみてくださいね。)

メモ用とまとめ用の二刀流

さらに私は、メモ用とまとめ用で同じリングメモ帳を2冊使い分けていました。

  • ポケット用メモ帳には、その場でとにかくメモ
  • まとめ用メモ帳には、あとから整理して清書

まとめ用には、ページを簡単に入れ替えられるタイプを選んでいました。
リーフ(中身の紙)だけ差し替えることができるので、
「受付」「会計」「レセコン」「電話」「薬」など、項目ごとに整理しやすく、とても効率的です。

インデックスには破れにくい付箋を活用

さらに便利だったのが、破れにくいフィルムタイプの付箋です。
例えば、ポストイットのフィルムふせんをインデックス代わりに使いました。
色分けして項目ごとに付けておくと、急いで見返したいときにもすぐに開けるので、本当に助かりました。

▼ポストイット フィルム付箋 インデックスの例はこちら


(※こちらも、近くのお店でも手に入るので、ぜひ見てみてくださいね。)

電話対応の壁

私にとって特にハードルが高かったのが電話対応でした。
医療事務を始める前は、電話を取る機会もほとんどなかったため、
緊張してうまく言葉が出なかったり、聞き取れなかったりすることが多々ありました。

そこで、家に帰ってから一人で電話応対の練習をしたり、
先輩が電話に出るときの受け答えをよく聞いてメモを取り、
よく使うフレーズを少しずつ覚えていきました。

すぐには上手くできなかったけれど、場数を踏んで慣れるしかないと開き直ったことで、気持ちが少し楽になりました。

受付応対で意識したこと

受付でも、患者さんに質問されても、分からないことがほとんどでした。
でも、そんなときに一番気をつけたのは、勝手に判断しないことです。

分からないまま答えてしまうと、トラブルの元になりかねません。
必ず先輩や上司に確認を取り、正確な対応を心がけました。

そしてもう一つ意識していたのは、あたふたした様子を見せないこと
患者さんからすれば、新人もベテランも関係ありません。
対応が不安そうだと、それだけで患者さんも不安になってしまいます。

たとえ心の中はドキドキでも、表面上は落ち着いた対応を心がけるようにしていました。

指示待ちにならないように意識したこと

少し余裕が出てきたときには、周りをよく観察するようにしました。
「今、自分にできることはないかな?」
「これをやったら先輩の負担が減るかな?」
そんなふうに考えながら、自分から動くことを意識しました。

指示待ちにならず、積極的に行動する姿勢は、
周りの先輩たちからも良い印象を持ってもらえたように思います。

1ヶ月目に特に大事だと思ったこと

あいさつをきちんとする

まず基本は、あいさつをしっかりすること
「おはようございます」「お疲れさまです」と、元気に声をかけるだけで、
職場の空気がずっとやわらかくなります。

私も最初は緊張して小さな声になってしまいましたが、
意識的にハキハキと挨拶するようにしてから、先輩たちが話しかけてくれる機会が増えました。

先輩と積極的にコミュニケーションを取る

また、わからないことは早めに相談することも大事です。
「こんな初歩的なことを聞いていいのかな」と迷う気持ちもありましたが、
早めに聞いておけばミスを防げますし、
「この子は真剣に仕事を覚えようとしているんだな」と、先輩たちにも伝わります。

ちょっとした雑談でもいいので、日頃から先輩たちと少しずつ話すことを意識すると、
仕事の相談もしやすくなりますし、精神的にも支えになりました。

最初は誰でもゼロから

今振り返ると、最初の1ヶ月は本当に必死でした。
でも、あのときに積み重ねた小さな努力が、今の自分を作っていると思います。

誰でも最初は何も分からない。
焦らず、少しずつできることを増やしていけば大丈夫です。

もし今、不安で押しつぶされそうな方がいたら、
ぜひ「昨日より少しできた!」を大事にしてほしいなと思います。
その積み重ねが、きっとあなたの力になります。

初心者さんにおすすめの1冊

仕事を始めたばかりで「もっと早く慣れたい」「基礎をしっかり知っておきたい」と感じている方へ。

私自身、最初の頃に読んでおけばよかったなと思ったのが
『ユーキャンの医療事務 リアルにわかるお仕事マニュアル』 という本です。

受付対応の流れやレセプトの基礎など、現場で役立つ知識がわかりやすくまとめられていて、
「今、まさに困っている!」という人にこそおすすめしたい1冊です✨

近くの書店でも見かけますが、ネットでも購入できるので、気になった方はチェックしてみてくださいね。


ABOUT ME
ミミ|医療しごとナビゲーター
『医療しごと入門帖』は、医療事務・薬局事務・登録販売者など、医療や薬に関わるお仕事をやさしく紹介するブログです。 資格の勉強だけでは見えにくい、現場でのリアルな仕事の様子や、実務に役立つ情報を発信しています。 「わたしにもできるかも」と感じられるような、やさしい言葉とあたたかい視点でお届けしていきます。