冷房の効いた職場…というイメージがある医療・薬局ですが、実際は汗だくになる場面も多く、夏はなかなか大変な季節です。
この記事では、医療事務や調剤薬局事務の現場で感じる「夏ならではのしんどさ」と、それを少しでも和らげる工夫を紹介します。
夏の医療・薬局勤務でしんどいこと
マスク+立ち仕事で汗が止まらない
感染対策としてマスクが手放せない中、立ち仕事や受付対応で動き回ると、どんどん汗がにじんできます。患者さんに見える場所だからこそ、汗だくになってしまうと気をつかいますよね。
冷房の直撃で体調を崩すことも
クリニックや薬局のカウンター付近は冷房の風が直接あたる場所も多く、「暑いのに冷える」というアンバランスな環境に。冷えすぎてしまい、体調を崩すスタッフもいます。
制服や白衣が想像以上に暑い
制服や白衣は通気性が悪く、真夏はかなり蒸れます。特にポリエステル素材の白衣は汗を吸いにくく、不快感が残ることも。着替えの工夫や下に着るインナーが重要です。
夏を乗り切るための暑さ対策アイデア
こまめな水分補給は基本
冷たいお茶やスポーツドリンクを保冷ボトルで常備して、こまめに水分を取ることが大切。意識しないと休憩中しか飲めず、気づいたら脱水気味…なんてこともあります。
冷感グッズをフル活用
- マスク用の冷感スプレー
- 首に巻く保冷タオル
- 制汗シートや冷却シート
コンビニやドラッグストアで手軽に買える冷感グッズが、ちょっとした「救い」になることも。
吸汗速乾インナーが快適さを左右する
制服の下には、ユニクロや無印の吸汗速乾インナーを着るとかなり違います。洗い替えも用意しておくと◎。
空調の風向きや温度を調整
院内のエアコン風が直撃する場所には小型ファンを置いたり、設定温度をスタッフで共有して調整するのも一つの工夫です。
実体験から学んだこと|「無理しない」がいちばんの暑さ対策
実は私自身も、夏の忙しい土曜日に体調を崩しかけたことがあります。冷房が効いているはずなのに冷や汗が止まらなくなり、でも午前中は患者さんが多くて「迷惑をかけたくない」と思ってしまい…無理をして働き続けてしまいました。
結局、午後からは体調が悪化して早退することになってしまい、「あのとき、ちゃんと休んでいればよかった」と反省しました。
この経験を通して思ったのは、「体調がおかしいと感じたら、迷わず休むことが何より大事」だということです。
忙しいとつい我慢してしまいがちですが、倒れてしまえばもっと迷惑がかかってしまいますし、自分の体は自分にしか守れません。
みなさんも、暑さに違和感を覚えたら、どうか無理せず、早めに対応してくださいね🌿
夏の勤務を乗り切るために大事なこと
体調管理を最優先に
こまめな水分補給・バランスの良い食事・十分な睡眠。この基本がとても大切です。
つらいときは「休ませてください」と伝える勇気を
自分を守るためにも、働き続けるためにも、「体調が悪い」と感じたら無理をせずに休む判断が必要です。
まとめ|夏のしんどさはみんな一緒。無理せず、乗り越えていこう
マスク・制服・冷房・立ち仕事…。夏の医療・薬局の現場には、なかなか大変なこともあります。
でも、ちょっとした工夫やお互いの気づかいで、暑さとうまく付き合っていくこともできます。
無理せず、自分のペースを大切にしながら、夏を乗り切っていきましょう。